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redtintさんの誰も知らない天体への涙 R18番外編2巻の長文感想

ユーザー
redtint
ゲーム
誰も知らない天体への涙 R18番外編2巻
ブランド
ANAGRAM
得点
70
参照数
691

一言コメント

今までと比べ値段が2倍(1,000円+税)だが、ボリュームも増え、山場や伏線も多く、ようやくエンジンがかかった印象。R18は番外編ということだが、本編だけ追っても意味不明になるのでは?本編と番外編に分けていること自体に、何か仕掛けがあると面白いのだが。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

このまま1,000円で良いので、今後も1本で必ず今作くらいは盛り上げてほしい。
今作の見所はぴっちょんこと金毘羅蝶の健気さと、ルナ&ウサギの醜悪さの対比。

・澪の眼帯のデザインが変わっている
・第9週に入ったとき部員の人数の話になったとき、
澪「じゃあ、私達4人だから、」発言を受けて、
陽華の「いや4人じゃないよ」「俺達は5人だ」の意味。
(番外編2巻は陽華、澪、蝶、綴莉の4人が登場。
そこに真樹志、結仁を加えたら6人なので【5人】は謎の人数。)
など先が気になる伏線も盛り込まれている。

ちなみに本編2巻の喫茶店やウエイトレスさんたちは1秒も出てこない。
ここの関連性も気になるところ。