ErogameScape -エロゲー批評空間-

redtintさんの劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagramの長文感想

ユーザー
redtint
ゲーム
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram
ブランド
バンダイナムコエンターテインメント(バンダイナムコゲームス)
得点
75
参照数
199

一言コメント

バンダイナムコゲームスの作品なのでかなり不安だったが、蓋を開けてみればキャラゲーとして充分な仕上がり。魔法少女5人の友情&ちょっとのラブと、簡単操作で原作でお馴染みの魔法を使えるのが楽しい。但し原作未見の人と虚淵氏のダークな世界観を期待する人には不向き。プレイ時間はトロフィーコンプまでの時間。長文は原作のネタバレもあり。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

あの『魔法少女まどか✩マギカ』が、魔法少女同士が友情を深め合い、互いに切磋琢磨して
巨悪(ワルプルギスの夜)を倒す王道の魔法少女モノになった感じ。

5人が共闘することになるきっかけや、
本編でつまずいた問題の解決が強引で明確な理由が説明されないので、
シナリオを重視すると肩透かしをくらうかも。

しかしながら魔法少女同士の掛け合いは上記の不満を補って余りある満足度だった。
退場早いわ、メンタル弱いわであまり好印象はなかったマミさんに萌えるとは!!
面倒見の良さと育ちの良さと天然のバランスが最高だった。

原作では悲しい結末だったさやかと杏子の友情や、
マミと杏子が和解し、再び絆を取り戻したのは感無量。

アクションは2周目以降は引き継ぎ要素が強くて作業感が強くなるものの、
ボイスを贅沢に使った掛け合いで飽きずに勧められた。
仲が良くなってくると掛け合い台詞が変わるのもGood!!

DLCが1人1衣装400円と高いが、衣装とちょっとしたスキルだけなので許容範囲。