複数ライターなので案の定シナリオにバラつきがあった。かなりシリアスに偏っていたので、もう少しコメディ色の強いシナリオがあった方がバランスが良かった。シナリオは比翼恋理のだーりんよりは全体的に安定していたが、ラボメン個々人の話ということでオカリンの出番が少ないのでトータルでは同じくらいの満足度だった。
満足度が高かったのは、最初のオカリンシナリオ、萌郁シナリオ、綯シナリオ。
最初のオカリンシナリオは最初コメディと見せかけて、最後にひっくり返されたのが良かった。
萌郁シナリオはストーリーあざといと思いつつも、シリアス一辺倒のシナリオばかりの中、
萌郁の見当外れな警戒やラボメンの掛け合いが笑えた。
綯シナリオはダルがかわカッコいい!!ダルが今までで1番輝いていた。
本人シナリオより目立ってるというのはどうかと思うが(笑)。
シナリオ担当はクリア後に確認したが、
下倉バイオさんや林直孝さんのシナリオが面白かったのはさすが。
打越鋼太郎さんも好きなライターさんだが、
今回はトリックありきになってしまっていて、話としての面白さに欠けたのが残念。
プレイ前は比翼恋理のだーりんよりは合うかと思ったが、
オカリンの出番が減ると想像以上に自分のテンションが下がっていることに気付いた。
あとメディアミックスも含めて多数のサイドストーリーが作成されたせいか、
ネタ切れによる本編設定無視の何でもあり感が半端なかった。