前作プレイ必須。小説『ダンガンロンパ/ゼロ』読了推奨。前作より残念な箇所はあったものの、全体としては前作より満足感が上だった。キャラゲーとしての進化が1番強化され、“絶望”は特定キャラに依存してパワーダウン。但し特定キャラの狂気・絶望は素晴らしい。プレイ時間93時間はミニゲームや学級裁判満点などのやりこみによるもので、本編1週は30時間前後。
一言の絶望担当の特定キャラは狛枝凪斗。
Chapter1の学級裁判から飛ばしていて、Chapter5の狂いっぷりは芸術とさえ言える。
逆に狛枝以外の犯人は前作より圧倒的に犯行動機の狂気が弱く、
オシオキムービーもアイディア・残酷さ共に食い足りない。
特にChapter3の犯人の犯行動機はプレイヤーのあずかり知らないところで、
狂気・絶望に染まったものだったのでガッカリ。
(動機以外の)キャラクター面やオマケは充実していて大満足。
キャラクター自体は前作と同様に魅力的で、コロシアイが起こらないifのストーリーで仲良く過ごせるのは大満足。
新マスコットのモノミもモノクマに突っ込んでは反撃されるという
更にモノクマの魅力を引き出している良キャラ。
ダンガンロンパの続編か、同スタッフさんの新作AVGを是非プレイしたくなる良作だった。