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redtintさんのDokiDokiバケーション ~きらめく季節の中で~ フルセットリマスターの長文感想

ユーザー
redtint
ゲーム
DokiDokiバケーション ~きらめく季節の中で~ フルセットリマスター
ブランド
カクテル・ソフト
得点
60
参照数
1201

一言コメント

'95年発売のゲームにCGを塗り直し、声を付けただけのリメイク。時代を感じさせるコマンド選択方式は、自分は懐かしく感じ悪くなかった。シナリオも王道ラブコメ(但しヒロインを片っ端から喰っていく)で、テンポも良くなかなか。ヒロインたちも現在のユーザーに媚びた感じではなく、地に足の付いたリアル感があり新鮮だった。でも5,800円(税別)という定価設定は高い。どうせ店頭で平積みで売ってもらえるような作品ではないのだから、DVDトールケースにでもして2,800円くらいにするのが妥当。あとF&Cの悪しき慣習がこの時からあったのは驚き。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

『Piaキャロットへようこそ!3』などでも散々叩かれていたメインヒロインとのHなしはガッカリ。
elfの『DE・JA』シリーズでも同じようなことをやっていたが、メインヒロインをHなしにすることで特別扱いするのが'90年代に流行っていたのだろうか。

個人的には非処女ヒロインがバンバン出てくるところに時代を感じた。
年上2名、友人の彼女は非処女。
処女が良いという人の気持ちもわからなくはないが、今はヒロインが殆ど処女だけになっていて正直つまらない。
Hシーンもどうしても似たりよったりになるし。