やり終えたあとの喪失感がヤベー
「はれたか」の舞台装置のスケールダウン版ってカンジ。でも飽きさせない没入感はちゃんと範乃秋晴ワールド全開。
もっと物語りに浸っていたい後を引くシナリオやテキストも健在でやり終えたあと寂寥感さえも。
センターヒロインとの軽快な掛け合いも標準装備でおおいに笑わせてもらったけどセリフ回しが
「はれたか」のヒロインぽいんで脳内に結衣菜さんのCVが流れてきて違和感が・・・
4作品に出ずっぱりの秋野花さんや橘まおさんを始めとしてかぶってるキャストも多いは多いけど
どちらかと言うと「アペイリア」寄りのキャスティング。ブランドが同じなので当然っちゃ当然か。
ヒロインは段々と慣れたけど主人公のパートボイスは最後まで違和感がMAX。いくらおちゃらけてる
シーンだとしてもキャラや地の文からしたらそーじゃねーだろって。
桜川さんの声の作り方の幅の広さは圧巻の一言。役者の演技ありきというかそれがテーマの物語だけらねそりゃ
そうなんだけどね。ライバル役にもかわしまさんで両者さすがにベテランの演技。
「人気声優のつくりかた」でも遥さんの演技でスゲーなーって思ったけどこの作品はそれ以上にスゲーってなった。
そういやメインヒロインの4人中2人がCVかぶってるわ。
と、ほぼほぼ満足なんだけどさ。もうちょっと尺があったほうが良かったなと思わなくはない。「はれたか」や
「アペイリア」みたいな技術解説とかがない分を差し引いても物足んない。サブキャラにひやかされたりとかの絡みや
イチャラブがもっとあってもあの軽快なテキストならダレないと思うし。FDもアペイリアの例をみるとあんまり期待
しない方がいいみたいだし。