架空の和風世界を舞台にした忍者物カードバトルゲーム
悪い言い方をすると機会仕掛けのイブの劣化版。
作り物めいた世界設定と男性声優の芝居臭さが鼻につく演技でゲームに入りにくかった。キャラ別ルートに入るとそれなりに面白いが、共通ルートはひたすら長く感じた。特に、陵辱シーンはエロを感じるより不快になるシーンが多かった。陵辱は女性の人格否定なので不快に感じるのはむしろ当然なのだが、娯楽を目的とするゲームとしてはいかがなものか。なにも金払って不快にならんでも。と思ってしまったりする。
カードバトルも、機会仕掛けのイブより面倒になっただけで面白さは半減。イブがストーリー、キャラの魅力、カードバトルのバランス、すべてにおいて優れていたのを再認識した。
これよりネタバレ
日本に近い世界観だが日本ではない。最初は作り物めいた設定に違和感があったが、ラスト近くで龍国を「箱庭」呼ぶセリフがあるので、まさしく作り物の世界だった可能性がある。
真ルートの最後に風愛がティエラや愛衣の名前を呼んでいるので、機会仕掛けのイブの正統な続編で、龍国は遠未来の日本。時代劇と思わせておいて実はSFだったのかも。