スーパーファミコン時代のドラクエ、ファイナルファンタジー、ロマサガを彷彿とさせるような王道RPG。タイトルからしてバカゲーだと先入観を持ってしまいましたがつくりのしっかりされたどこか懐かしい感じの王道RPGでした。RPGツクール準拠の作品はエロゲとしてはシステムがどうしても不便(オートが出来ない、早送りがとても遅い等)なのでシステム点で少しマイナス
敵が少し進むだけで急激に強くなるのでレベル上げ必須の作品。そのためレベリングにかなり時間が取られる、RPG部分も楽したが、シナリオも普通に良いのでシナリオだけでも楽しみたいのであれば、難易度を一番低いのにしても良いかもです。雑魚戦スキップできて、経験値も倍になるので、超高速レベリング出来てシナリオもサクサク進めて良いと思います。
↓ここからシナリオのネタバレ↓
魔王との戦い以降の世界は、マジでFF6の崩壊後の世界を彷彿させた。絶望的半端なかったです。
最初に仲間になるキャラが実はラスボスだったとか、またそのラスボスが正体をあらわすタイミングが絶妙だったり、ラスボスとの戦いで過去の強敵と共闘して戦う展開だったり、漫画やゲームでよくある王道の展開ではありますが、終盤はめちゃ胸熱になりました。
あと個人的にバトルやダンジョンのBGMも耳に残る良曲が多かったのも高評価のポイントになりました