まあ、可愛いから良いか
重大な伏線！ みたいなものはまずないので、普通に読んでいて大丈夫。安心のキャラゲー。
シリアス（とも言いがたい微妙な展開）があるけれども、大方ハッピーに終わる。というかシリアス（らしきもの）が打ち切られる。肩透かし。
テキストは良い方。描写はこの程度の簡潔さで良い。無駄に細密にされても、ねぇ……。
主人公は、直情だなあと思うときもあれば、素直に忠告を聞く冷静さもある。当たり障りない。
個別。柚子里→美奈都が若干良さげかも、あとは好きな順で。
どれも、意識しはじめてからはデレデレのラブラブでイチャイチャ。質に大した差はない。仁乃ルートが比較的頑張ってる方かもしれないが。
仁乃ルート。主人公が全面的に支える側。親子二代の箱船プロジェクト。壮大さとか感動方面の話。
柚子里先輩ルート。魔法少女になったり小動物になったり。莉里先輩マジ大人。先輩は好き好き言い過ぎ。
美奈都ルート。過去と向き合う、怪しい薬、事故とか他にも色々あった気がするけど、無事で良かったね。……え？
すみれルート。ウォークラリーでイチャイチャ。父親のメッセージ。その後もイチャイチャ。終わり。
「すとっぷ・ざ・理不尽」の莉里先輩が所々でいいキャラしてる。あと桃子さん。
サブキャラの個性がキャラゲーにおける救いと言えるかも。セブン全体の絡みは個別で薄くなる。
キャラクターは良いし、テキストが悪いわけではないので、続けられることは続けられる。展開が平坦なので飽きが先にくるかもしれないが。
やるとすれば、時間があるときに、ラブコメを見るような軽い感じで。