少し設定やシナリオに無理がある。ただ3章は感動したし、全体的に短いのはいい。
まず設定やシナリオに無理やり感が目立った。
最後のシーンで九郎は明人に日常に戻るか否かを聞き、明人はしずかと日常に戻ることを決める。
だが、4年も高級諜報員のサポートやってて、それも流刑島から脱獄したような人物が日常に戻れるのか。
あと明人が非日常に入るきっかけとなった、ナセルがアメリア誘拐しようとした件で、あくまでも目撃者レベルの明人に、なぜ九郎は連絡用メモを渡したのか。まあこれがなければ後のシナリオも続かなくなってしまうが、さすがにおかしいと思う。気まぐれだといえば理解できるが。
まあでもそれ以外には気になる点はなかった。
ただ2章、3章は面白かった。特に2章の将軍に詐欺を仕掛ける所。あと3章のラストの丘のシーンは感動した。
全体的に短く10時間もあれば終わるのも良かった。