玲二という捌け口を生み出したルネに感謝(ノンケは読まないことを推奨)
真っ先に言っておきますが、自分はバイセクシャルの男です(普段は、熟女ものを好んでプレイしています)。
女・男、どちらでも良い訳ではなく、どちらもそれぞれに良い、と考えています。
「突っ込まれたり、汁をかけられたりする為だけに生み出されたキャラクターは、同時に、やり場のない思いを受け止める為に存在しているのだ」と思わされる作品でした。
圧倒的に女性のキャラクターが多いエロゲの中で、玲二はひじょうに貴重な存在です。
ここまで、主人公から「お前は便器だ」と言われる男性キャラクターが、今まで存在したでしょうか？
少なくとも、自分にとっては、玲二という便器が必要でした。
ショタもショタで良いのですが、男性の骨格に育った男もまた愛おしい(寧ろ、最も可愛いのは、虚勢を剥がされた成人男性だとさえ)、と思う一人として。
トキマチ先生の表情の描きかたが上手く、表情の差分が豊富で、とても良かった(嬉しい誤算的な意味で)です。
「良く、これを商業で作ってくれた」と思いました。
最後まで通してプレイした上で、良かったシーンは、2つ。
青姦でバックから突っ込んだ時の、玲二が本気で嫌がる表情(一切メス化していない時)が、ひじょうに良かったです。
また、教室で、クソアマでしかない元カノの引き出しに射精させつつの中田氏は、復讐の手段として強く支持したいです。
主人公の名前を変更出来る為、自分の名前を入力してプレイしましたが、自分の苗字を呼び捨てでクラスメイトの女どもから噂されるのは不快極まりなく、ゲームの世界観に没入出来て良かったです。元カノ含めてクソアマしかおらず、圧倒的に胸糞です。
だからこそ、復讐し甲斐があるというものです。
玲二が、他者の彼女を寝取ることを至上とするクソ野郎の時点で、主人公と心で繋がることは出来ない為、これ以外にない結末だったと思います。
玲二は彼女ではありません。小便を注がれる便器です。
声優さんの熱演に感服です。
プロの仕事でした。
10点マイナスしたのは、トキマチ先生の腹筋の描きかたが不自然なことと、乳首の描きかたが女の乳首だったことが、自分には合わなかった為です
《乳首については、女装AVを視ていても、女ホルを射って女性化した乳首よりも、男本来の乳首のほうが、女装であることが強調されてエロい、と思うからです。
これは、MtFに対する批判ではなく、自身が視た際に、どちらが好ましいかどうかに過ぎません(MtFの場合は性自認に服装を合わせている為、そもそも女装と表現することに抵抗さえある)。
きっと、僕と同じ指向のかたは、仁村ヒトシ監督の作品を好んで視ているのではないでしょうか》。
ただ、バイブをケツに突っ込まれている時の乳首浮き表現は、とても良かったと思います。
ケツで感じてしまう身体に調教した結果ですからね。
あまりにも斬新すぎる作品を作ってくれたルネに感謝します。
ノンケではない自分には需要があったことを伝えておきたく、筆をとった次第です。
次回作がもし作られるとするなら、成人男性が攻略対象だと、自分としては嬉しいですが、更にニッチジャンルになってしまうでしょうか。
ヤリ雌のアンドロイド版が売れることを、心から願っています。
＜蛇足＞
神崎先生が仰る、玲二を落とすギャップについて、近い女性キャラクターをあげるとするなら、
虐襲4のイヴェルかと思います。
女尊男卑のガリュス国の女王・イヴェルから、主人公は散々コケにされますが、
そこから、海老にヤられてイキまくる雌豚へとイヴェルを落とす訳ですから。
言葉にする以上に描いて理解したい層としては、キャラクタービューワー機能は有難いです。
二次創作してもらっての伝搬を期待したものだとは思いますが。
個人にとって必要がないからと言って、みんなが要らない、と主張する(主語を大きくする)のは、やめてほしいです。
ショタ好きが全員、女装が似合う中性的な少年を好む訳ではなく、自分のように、筋ショタを好む者もいます。
熟女好きの自分にとっては、陰毛が生える前のょぅι"ょのほうが、視界に入った時にキツいです。