薄壁から響く隣人妻の艶声は、いつしか愛する妻の淫れたヨガり声へと変わっていた それが嬉しいのか苦しいのか、あなた次第です・・・
隣人とのトラブルからスワッピングプレイに無理やり?引きずり込まれて、
良妻だったヒロインが間男とのプレイでいかされまくって快楽に堕ちていきます。
ですが、ヒロインが間男に心まで堕とされることがないまでも
弱みを握られて逃げることができず最後まで夫に対する引け目や罪悪感と、
間男から与えられる快感や背徳感とのバランスが上手くとれている感じで、
夫に済まないと思いながらも隣人に抱かれて悶え喘ぐ姿は何ともエロかったです。
それにソフトコア的な攻めや凌辱が多くて、汚らしい表現が少なかったのも個人的には好みでした。
前半はスワッピング・貸出しが中心ですが、
隣人奥さんは若くてきれいだけど主人公との絡みが少なく、
自分の妻を忘れて夢中になれるような魅力があるかというとそうでもない。
またヒロインが主人公と隣人奥さんとのプレイを見て凄く嫉妬するような表現もなかった
(間男との行為が激しすぎて夫の事を嫉妬する余裕がなかった?)のが
ちょっと物足りない感じで残念。
後半は幾つかの√に別れるが、
達也が交換を断る√で茅部が香織との情事をネタに脅して達也に内緒の不倫関係を続けさせ、
香織も罪悪感に苛まれながらも快楽に溺れる様はなかなかエロかった。
香織が茅部の子種で孕んだ事は明らかなのに達也はそれを容認するってドMなのか、
それとも妻に対して自分の性癖のせいで妊娠させてしまったことへの贖罪なのか。
この辺りの達也の心理と覚悟は語られてはいるが、
香織の真の心理は解らないしそのまま生むことに抵抗はないものなのか、ちょっと理解もできない。
私は低価格の短編作品をよくプレイするので、
この作品のように主人公編とヒロイン編のそれぞれが比較的ボリュームがある作品では
システムにフローチャートがあるのはとてもありがたいと感じました。
シーンが多くてセーブポイントも多くなると
サムネイルを見て再プレイ場面を選ぶシステムではかなり厳しいけど、
フローチャートだとストーリーや場面の回想も容易で、
迷いとか振り返りの煩わしさが減るところがいいと思います。