考えさせられる作品、大好きです。OP、EDで物語を思い返すことができる。
初めてのねこねこソフト作品プレイ
15周年記念作品らしく、名前など過去作のキャラから設定を引っ張ってきているとのこと。
プレイ順ミスったか?w
とは言え雰囲気や主題歌でもあるsleeping pretendを聴いて前々から気になってたのと
本編を読み進めるにあたって何も支障はなかった。
ヒロインは3人いますが、どうやら話はすみれ→雛姫→あかりの一本道のようですね。
すみれ、雛姫までプレイした時点では主人公含め現実に馴染めない人間がネットで通じながら現実世界で
ヒロインの心を溶かしていく想像通りの流れでした。
しかし、あかりの話になってから非現実的シチュエーションなど話が難解に。
ここからが「すみれ」のコアなのかな。
テーマはやはり寝たふりでしょうか。
1度しかプレイしてないので想像の部分も多々あるが、元凶はあかり。ちょっとしたきっかけから寝たふりを始めたあかりだが、
後に引けなくなり健ちゃんと雛姫を巻き込んでしまい、その償いをしたいと言う話。
本編は借りを返すと言っていましたが、過去編がメイン。視点が現在や妄想?夢?の視点を行ったり来たりするのでたまに分からなくなったりしました。
プレイする前は現実で馴染めない人がバーチャル空間で~という割とリアルである現代社会の問題をテーマに話が進んでいくと思いきや結構ふわっとした幻想的展開に。
はっきり言って好きです。雛姫の話とも繋がりましたし、最後のプリクラはよかったなあ…
偶然のすみれも含め、もう少しヒロイン同士の絡みを見てみたかったかもしれない。
何かに熱狂していたころと現実に戻されるときなど。自分が実際に体感したことと一致したりとハッとさせられ、考えさせられるような場面もありそういった部分を含め楽しめました。
ねこねこの作品を初めてプレイしましたが、印象をいくつか挙げさせてもらいますと
・ヒロインは萌えって感じですね(特にアバターの方)
2015の作品ですが最近の二次元キャラは萌えってどことなく感じなくなってきてませんか?そういうのを意識してないというか。
久しぶりに萌えって感じに触れられたような。
・音楽関連が素晴らしい
sleeping pretendは有名なので知っていましたが薬師るりさんが歌うすみれも大好きになりました。
・スタッフルームが可愛い
ライターさんや原画さんなどのコメントが読める
デフォルメキャラが可愛い
遊び心というかスタッフさんの陽気な感じが伝わってくる。愛があるなあ…
最後に、お気に入りキャラは雛姫です。