『お兄ちゃんがいま隣で寝てるんだけど、妹でも違法になる範囲ってどのへんまでかな!?』 ←無い
プレイしたルート
あすみ→華乃→アメリ→詩桜→妃愛
本編とセットでプレイ。ワガママハイスペックOCと比べると、シナリオの内容やヒロイン数的にFDというより少し短めの続編に近い。
妃愛→詩桜の順を除き、本編の他のヒロインのルートの核心的なネタバレを直接喰らうことは一応無いようになってるはず。
(それでも察するところはあるので、これからまとめてプレイする人は留意しておくといいかもしれない)
本編の色んなシーン(追加のおまけ含む)に触れまくるので、大分忘れてから今作を始める人は注意。
拾われなかった部分の回収をきちんとしていく感じで、最初から考えてたのかな。
広夢ルート何で無いんだよ!!!って魂が求める人に朗報、ユーザーポータルから2021年4月公開の動画が見れるよ!
システムボイスをあすみにしても、タイトルコールが華乃になるという笑えるバグがある(再現率100%ではない)。
追記:華乃じゃなくてシキだった。死にたい。思い込みって怖い。本編で中の人に気付けず絶望した智宏の気持ちが少し分かった。死にたい。
プレイ順は[アメリ/華乃/あすみ]→詩桜→妃愛を推奨。
アメリルート冒頭で本編共通ルートの振り返りが聞ける。本編プレイ後期間が空いてる場合は最初に選択するといい。
もしこれからヒロインごとに本編から通しで進める予定の場合、最初に詩桜ルートを推奨。
あすみルート
室内着エッッッッ
並木のCG、あすみかわいすぎだろ・・・もうこの開始10分そこらで終了しても怒らないよ。
本編での脱天使宣言を尊重したいところだが、あまりの愛らしさにこちらの忍耐も限度を迎えるというもの。
と思ってたら、あすみ本人から「雪の妖精」「お人形さん」の許諾が下りたのでありがたく頂戴する。
あっ、サンタコス・・・はっはぁっはっぁつ(呼吸器不全)
本当に冬着の立ち絵のヒーリング効果がすさまじい。脳が回復するどころか増殖してハミダシそう。
これ他のルートいけるのか。まだ本編でもあすみとしか過ごしてないんだけど。
シキ用に作ってる声もいいけど中の人(あすみ)の声の方が好き。人というか妖精でもあった。でもシキのキャラ付けは好き。
そして2月のうっかりやらかし。うんうん、かわいいね。肉まんを食む姿もかわいいね。
と油断していると、妃愛のだだ甘やかしをもろに喰らってしまった。
そうだ、ハミクリは史上稀に見る妹による底無し堕落人生シミュレーターだった。忘れていたとは何たる不覚、幸せ・・・!
いや違う、これは・・・妹キャラが出てくる数々のエロゲー(せいぜい三十本前後)で培った勘が警鐘を鳴らしている・・・
確実に無理してる・・・。(※)
追加シーンでのやり取りは妃愛好きなら三跪九叩頭で賜るべし。彼女が一緒にごはん食べてくれる人でよかったね。
「(恋人の贔屓目があるにしても、あすみは正直、一般的に見ても可愛い部類の容姿だ。まず小柄な時点で強いし、お顔も人並みより上……に見える。)」客観的にもかわいいという描写は何度もされてるのに、なんか草。
※全ルート完了後に再検証したところ、無理はしてないという結論に達した。
華乃ルート
何だよこのゲーム、ありとあらゆる可能性を味わわせる妹離れシミュレーター(兄離れができるとは言ってない)かよ、
いい加減にしろ、まだ2パターン予想されるとか正気か。
悲しいのは、あの主人公が心の中で妃愛の占める割合をここまで減らしたという事実であり、それが妃愛のために必要という現実である。
「飲み物買ってくるけど、あんたもカフェオレいる?」
「あ、俺も行く」
「いいよ、買ってくる。ジュース買いに行くのもいちいち二人で……って思われるのもヤだし」
「そう? じゃあちょっと待って、財布出す……」
「いいよ、あとで。また今度いっしょにいるとき、私の分買ってくれてもいいし」
「仲良いね。兄妹みたい」
特大級の精密爆撃やめてください・・・。
まあでも広夢の言うことだからと極めて努めて冷静に聴き直すと、なるほど第三者からはそう見えても不思議でない。
どう考えても和泉兄妹の方が不思議だし、別のゲームで↑のような兄妹のやり取りを見せられたら多分歓迎する。
まあ一番不思議なのはこの会話だけで15分くらい考え込む自分の思考回路。
「(しかし本物の兄妹ほどに阿吽の呼吸かと言えば、妃愛なら黙ってカフェオレを買ってくるので、やはり年季の差はある。)」
業界裏話みたいなのは面白い。絵師目線付きだし。
本編時点での思い出話で記憶力テストじみた精度を求められるぞ、落伍者は置いてけぼりにされるぞ覚悟しよう。
追加シーンで興奮しまくる華乃の様子は、あすみルートで有頂天を極めた少し前の自分に何だか似ていた。
あすみと妃愛のコンビが完成度高い。ミニストーリーとしてしっかり続編してる。
・・・あすみの甘える声、主人公よりも妃愛に対しての方が上等じゃない?
京都旅行編見たいですねえ・・・とてもとても見たかったですネエエエエエエエ・・・。せめて土産話くらいよこせよ!
アメリルート
最初の妃愛のナレーション、智宏って何度も言うのは貴重。
立ち絵の追加ポーズで指先の爪まで描かれてるの細かい。
ヒロイン3人目だしそろそろマンネリ化とかしてくるかと思ったが、陽キャパワーのおかげで雰囲気ががらっと変わってくれた。
アメリがどうしてここまで主人公を持ち上げるのか、記憶としては持っててもするすると受け入れられるかというと別問題。
身内的存在でも何でもない人にここまで褒められると、何か警戒心が向上してきて自分の陰キャパワーが試されてる感。
(でもよく考えると、アメリはもう身内と言えるのか。)
妃愛に対する態度も理由付けにされてたが、主人公みたいに妹にかなり優しいのって実際女性からすると・・・どうでもいいか。
「(そりゃあ俺だって『先輩よりひよりんと話してるほうが楽しいです』と誰かに言われたら傷ついちゃう。わかってはいても3ヵ月は落ち込む。)」あすみと妃愛が仲良いのはあらゆることより尊重されるべきだろ!!??
「お母さんのしていたことは私がやりたいなあって……お兄にとって、お母さんの代わりで良いので。せめて、お兄がお母さんに頼るはずだった期間までは」激重妹シミュレーターやめろ。
一緒にお弁当食べるCGはいくつも見てきたが、
あーんの時に落ちないようにもう片方の手を下に添えるのは初めて見た気がして感動してる(理由は知らない)。
食べた後に弁当箱を包んでる差分があるのも凝ってる。こういうのいいなー、あー日差しの強い公園に行きたくなってきた。
だって夏でしょ? しょ! ※現実は真冬
よくもまあこんなにも面白そうな文化祭企画のバリエーションをヒロインごとに出せるな。
みんなの特性や事情を活かすのはこのゲームでは当然求められるだろうことだが、期待を裏切らずにやり切るのは容易なことじゃないし。
広夢の株がまた上がってしまうとは思わなかったぜ。妹に優しい世界がここにはある。
(ここだけ切り取ったら本編の時点では無かった後付け設定っぽいが、今作全体の話の構成の出来具合を見るに、そうじゃない気もする)
妹成分多い感想だが、単に妹キャラ以外についての文章を書き慣れてないという個人的な事情が原因だから、どうか許してやってほしい。
普通によくできてるわ。でもこれだけボリュームがあると、あすみや妃愛が恋しくなってくる。
犬耳とか猫耳とか、特段興味はない。でもあすみになら(以下略)
詩桜ルート
妹が夢に見た家庭生活を叶える系シミュレーターがはっじまっるよー!
しっかし風呂場の話は主人公にも同情するわ。ナマイキデレーションでは妹に嫌味を言わせる大失態を犯してたような。
それで妹を病ませるゲームも世の中にはあるし・・・(もっと作って)。
・・・ってうおおおおおぃ! 妃愛にも体洗ってもらってんの!??? 同情して損した! 末永くお世話されとけ!
仕方ない仕方ない妃愛のため妃愛のため・・・それは分かるから当該場面のCG見せろや(^o^)(^o^)(^o^)
狂信者のこと視野の狭い狂信者だと誤解してたけど、実際は覚悟してる狂信者だった。
こういう形で決着させるとは。エッッグいなあ、それでいて清々しい。妃愛つよい。
今は一番大切な人って言われたら、すっごく「えっ」ってなるよね、なりました。
こんなこと妹に言われたらその瞬間に墜ちる、じゃなくて先行きが不安かつ幸福すぎるでしょ。
「私はお兄と朝ごはんを食べる時間が大好きだよ。いつまでも大切な私の家族でいてね」もうこれ生まれつき結婚してるでしょ。
訳分からんが英単語並び替えクイズが出たので本気で挑む。かなり久しぶりだが今気分いいから不可能は無いよ!
She has importance for our succeeded company to get that promotion...これはひどい。単語が3つも余った(^of)(^a^)(is^)
くーっ、もし身体に単語が書かれた妹が現れてたら実力発揮間違いなしだったのになー、残念だなー。
全体的に話が綺麗にまとまりすぎだよなあ、これで妃愛ルートがいまいちだったら泣いちゃうよ。
本編含めてこれから妃愛ルートに入るが、どうも何かが潜んでいるようだ。
妃愛ルート
本編で妃愛ルートへ分岐した理由の補足がされてるのはGOOD。
それにしてもしょっぱなから高濃度すぎる。まさかこのゲームでドッキリ演出は無いだろうな。
と思ってたら、ひ、ひ、ひよりとお、お、おふろ!!!??!?!???!??!??!??!!!・??!!!1?!!!!?
詩桜ルートで落胆させられた分を挽回してくれるんだろうなそれはそれはさぞ崇高で格調高いCGなんだろうな当然そこで繰り広げられる兄妹
・・・おっと取り乱してしまった。
本編からぶっ続けで100時間くらいはプレイしてて、新しい立ち絵キャラが二人も出てくると新鮮味がすごい。
何だこの空間、生徒会バーかよ(?)。
冗談は置いといて、一般的な作品での共通ルートじみた和やかな雰囲気だ。本編の共通ルートはバチバチもしてたので回帰ではないけども。
本編で降りかかった辛辣さが嘘のようだ。あすみ組のおしゃべり微笑ましすぎだろ・・・路面になって見守りたい・・・。
理想郷を見せてくれている。もうこの世界に妃愛を傷付けるものは無くていい、FDまたは続編として好ましい形なのかな。
妃愛も主人公も互いが望む形で罪悪感を解消しようとしている。長かった旅の末に心が浄化されてゆくー
妹キャラが酷い目に遭うことを楽しむような人間でごめん・・・。あすみとおみくじ半分こしてくるわ。
良き兄、良きシスコンになるためには行動力だけでなく言語力も必要だから、大変だ。
そもそも普通に生きてるとシスコンインタビューを受ける機会が無い。
プレゼントの場面のCGも見てると寿命が延びる。OPで何度も見てたけどこれは予想できない。成長を喜べるっていいよね。
「あひるさんの思い出」(CG)、聖画かな? 「僕のお父さんを寝取らないで」(作中ドラマ名)、地獄かな?
「おにい好きー! 大好きー! 私はお兄だけがこの世の男性の中でたった一人好きー!」 ←意味深(おい)
「妃愛の誕生日に、俺との暮らしと、妃愛自身の友だちと、二人で作る幸せな未来の全てを贈りたかったんだ」
あの演出そのものよりも、その後の家での言葉の方が刺さった。
二人で逃避するのではなく、大切な人達に明かさずとも認めてもらうためのことまで・・・。
あまりにも棘の無い展開だから本編から派生したIF世界かと思いそうになったが、そこまで考えられてるのなら無粋な心配だった。
まさか妃愛の「やればできる」を・・・挨拶を見守っていると泣きそうになった。
「智宏も立派になったねえ」いや、ここボイス入れてくれよ・・・たまの名前呼び好きなんだよ、頼むよ・・・。
詩桜ルートは本編からの総決算だったのに対し、妃愛ルートはボーナスシナリオ的新章って感じかな。
本編から時間を空けてプレイすると、淡泊あるいは逆に甘いだけに感じてしまうかも。FDらしからぬ長さだし。
あの本編を乗り越えた実感が強いうちだからこその良さがある。バレンタインの仕込みとか、何気ないことへの感じ方も違うだろうし。
妹好きとしては、これ以上を望んでも仕方ないという印象。本編との対比が活きた作品。
全体的に本編よりも低刺激だったかなとは思う。それが妃愛以外のルートでやや単調に感じられるきらいもあったが問題というほどでもない。
その他雑記的な感想。
・シリアス系BGMなどがほぼ使われなくなった代わりに、新規BGMが5(+1)曲もある。
いずれも気に入ったが、イチオシは「あなたと観る景色」。単体でもいいが、雪景色特効としてあすみルート序盤の盛り上げに大貢献。
妃愛ルート専用曲の「変わるもの、変わらないもの」もBGMとして効果的。じゃがいも剥きシーンにはこれ以外考えられないよ。
・ワガママハイスペックと違って、各ヒロインの親が全然出てこないと思ってたが・・・。
本編から再登場してほしいモブキャラ脳内人気投票圧倒的首位のヤク漬け系VTuber願ギマルが出てこなかったのは誠に遺憾の極みである。
シキとの共演とか・・・ないんですか・・・?
・華乃のアメリ・妃愛・あすみルートでの主人公への意識っぷりが面白い。
・妃愛はあすみルートで主人公が家を出ることを想像して息の根が止まる思いをした。
一方華乃との二人暮らしについてはとっくに覚悟済み・・・華乃ルートでは本編から通して、普通の兄妹への道のりが示される。
兄無しでも大丈夫。妃愛はできる子、あすみを信じろ!