2クリックで妹の声とCGが出てくるゲームはいいゲーム
妹のために無茶な会長の責務に応える兄はいい兄!
プレイしたルート
あすみ(→凸あすみ)→華乃(→凸華乃)(→凸アメリ)→詩桜(→凸詩桜)→ノーマルED→妃愛
FANZAでDL版を購入したんだが、公式ページ見て修正パッチ無いのかと思ったら、後であすみの誕生日記念SS見にユーザーポータルに入った時にver1.1があることに気づいた。もっと分かりやすくして!
二周目以降でも共通ルートを結構読み直してるが、その分は記載したプレイ時間に入れてない。
何だろう。こういう展開あったら嬉しくなってしまうだろっていうのを惜しみなくどんどん投入してくる。
これ支えてる人達すごくない? 優れた妄想の世界をすんごくお手軽に楽しめるよう提供してくれてる。努力とか研究の成果?
全然飽きが来そうにない。時間の経過がはやいはやい。
どなたかがワガママハイスペックの感想で、イチャラブゲーではなくキャラゲーであると評していたが、今作により当てはまる気がする。
共通ルート序盤の感想として、妃愛とあすみの愛らしさは上手くできてると思った。
妃愛に関しては、主人公のあすみ崇拝を契機に幼少期のエピソードに絡めた兄妹の非代替性や信頼関係を示しつつ、
甘やかせや嫉妬など定番のライトな萌え要素をテンポよく散りばめている。
声優というだけあって、声音の使い分けも豊富で楽しい。もっともこれはリアル声優である柳ひとみさんの力量そのものでもあるが・・・。
声優さん一般のレパートリーを知らないから何とも言えないけども。
じゃんけんと何でも券の件、これどっちかは絶対いい話になるやつじゃん。
そしてあすみ。Z世代型の天使、以上。
いや、待てよ・・・これは妹狂いの自分が、妹より気になる年下の子が居る兄という状況を体感できる貴重な(?)チャンスなのでは・・・
自分天才かもしれない!
キャラゲー、それもまどそふと作で、第一印象として明白に敵対的なヒロインを出すとは(全作は買ってないし初じゃないのかもしれないが)。
それにより生じる反骨心すら妃愛への思いの表現として使い潰すとは(シンポジウム直前の場面)。
どっち側につくか選ばせると期待させといて、あすみはそして天使になった。
「どう見てもクラスで一番レベルの……いや、学年一レベルの見た目じゃないか、あの二人は……?」
「(彼らの視線の先には、他の二人の役員がいた。さすがに学年一は言い過ぎ……)」
↑天使なんだから言い過ぎな訳ないだろ! 主人公と解釈不一致かよ! いや内面や仕草が天上級ってことか! そうだよな!!!
言い返さないと生徒会解散・・・ふと二人の心象が浮かび音楽が流れてきて、反撃開始。
ここの演出とここに至るまでの溜めの結実が不意打ちすぎて、「このゲーム何か違うな」といよいよ確信した(ちょろい)。
後で見返したら特に何とも感じず、あれは幻覚だったのかと思うほど。
ここからは妃愛の話する。
妃愛おんぶ~コアラの場面、あああ―――
そうか・・・自分はこの光景を見て聞いて死ぬために生まれてきたんだな・・・。
大した山も無いなりにいい人生だった。Fateは文学、ハミクリは人生、ロロログはカルト(辞世の句)―――。
天使も妹も起こしに来なかったので自力で蘇生しました。ちなみにFateはメーカーすら知らないです・・・TYPE-MOONか、覚えた。
妃愛のためなら本来は嫌なことでも行動するし、それを妃愛に負わせもしない・・・そもそも本当は自分のためだから。
詩桜の促しに、はっとした。妹という訳ではないがこういう心理は自分も利用させてもらったことが先日もあったからよく分かる。
だがやはり一部の人間にとって妹という概念はつくづく都合のいい存在だ。
それにしても妃愛から感じるかけがえのない家族オーラから身を守る術が無いんだがどうなってんだこの商品。
都合がいいと言えば、もちろん天使はその筆頭だ。
「(俺の妹は妃愛だけなので、錦さんを妹的な存在として見たりはできないのだけど、錦さん側からそういった目で俺を見てくれるのは嬉しい。)」
こんな兄がもっと増えれば社会はもう少し高みに達するのになあ。このような人物にこそ天使はなつくべきなんだろう。
華乃くらいの懐疑心と好感度を持ってる方がいかにも妹って感じがしない? とか余計なこと考えてる自分は駄目ですね・・・。
「先輩から『天使』って言われるのは嬉しいです。」
(略)
「でも……そうですね。先輩の仰る通り、いつまでも大切に扱われていては、生徒会の一員として半人前だと思うので……」
「今回のように我儘を言ったときは、厳しく𠮟ってください。天使の羽根は捨てますね。これからは人間扱いしてください」
すみません・・・。
神格化してしまうと安楽だからねー。だからって小動物に例えるのも信仰対象にするのと大差ない気がするが、それらに頼らない表現は難しい。慌てて取り繕うときに声がもう一方のモードに寄るのは尊い、じゃなくて不器用な人間的かわいらしさにあふれている(?)。
CVは率直に言うと最初合ってないんじゃないかと思ってたが、分かってくるとこれしか考えられないようになる。
立ち絵が大きめに表示されたときの聖なる圧がすごい。あすみは立ち絵とCGが9割、声が9割、鎖骨が5分、残りが肉まん。
共通ルートいつになったら終わるの。だから妃愛の話する。
確かに自分は別作品の感想で「妹に世話されたい(そんな健気な妹が好き)派」と書いたことがある。
最近プレイした作品では妹を世話することが続いているなとも思っていた。だが何だこれは。
表層的なバブみどうこうで済む話ではない。莫大なボリュームの歪さがこの兄妹をこの環境に落とし込んでいると感じずにはいられない。
ちょっとひねれば簡単に鬱ゲー一直線にもできそうなこの不安定さあああああ自分も今すぐ妹に甘やかされたいいいいいいいいいいいいいいい
母親に似てるか勝負で撃沈→錯乱逃走は笑う。
「お兄ちゃん『を』傷つけられるようなことがあれば、私は本気で怒るよ! そのときばかりは自分にできることを全部するよ!」
↑当たり前だが『が』じゃないのがポイント
復興ボランティアの話がリアリティあるなあ。有志の人には本当に頭が上がらない。
と思ってたら、あ、あ、あすみとお、お、おんせん!!!??!?!???!??!??!??!!!・??!!!1?!!!!?(※水着)
う・・・うう・・・うごごごご・・・自分には重労働は無理・・・そもそも会長も・・・
全てはあなたの勝ち得た立場だ、持ってけ智宏・・・!
あー・・・妹と入るより嬉しいのかもしれない・・・や・・・血迷うんじゃねえ・・・正気を・・・取り戻せ・・・ひよひよ~・・・
何かいずれ・・・Hシーンが訪れるかと思うと・・・嫌になってきた・・・
だめだろ・・・許されない・・・SWITCH版買おうかな・・・
・・・視覚と聴覚を断ってスキップすればよくね?
綿つむぎの京座布団の上にでも座ってまったりしよう。
あすみ天国から生還を果たすや否や、妃愛添い寝天国へ転生させられてしまった。主人公と違って前世で徳を積んだ覚えはないんだがな。
ハミクリは人生・・・どんな人生?・・・尻に敷く女(物理)と親に似る妹(心理)が交互に締め堕としに来る恒久牢獄・・・誰か解説して。
妃愛が心情の奥底から話をしているというのに、いつもより1億ターブ低い妹の声に99%の浄化と1%の興奮を覚える・・・ふうう・・・!
ところで、引っ込み思案な女うぜえ~、血の繋がった妹相手とかきもいわ~と感じる人はこのゲーム十分楽しめないのでは?(喧嘩売る賢者感)
恒例の水着イベント。ふむ・・・あすみが一番肌と触れてる面積小さいのでは???
あすみルート
やはりあすみはパーカー姿がさいかわ(最もかわいい)。夏休みってこのためにあったんだな。首元の裏地を眺めるだけで180秒はしのげる。
ただ会話を眺めてるだけで無条件に幸福指数がどんどん上昇してくる。妹キャラ以外では多分初(どうでもいい個人情報)。
「あ↑りがとうございま↑す」の言い方がお気に入り。
彼女の家と妹の家を往復する夏休み・・・「お姉ちゃんに任せて。ひよちゃんの肩もみもみするよ」
来世の目標は決まったな。日本の幸福度ランキングに貢献してやるぜ。
妹が増える誘いを0秒で斬る主人公、聖人はあすみではなく彼だったか・・・ところであすみのフード姿げきかわ(劇的・激烈にかわいい)。
何でなでなでする瞬間に猫耳フード消えるんだよ! 外す前後で両方楽しめよ! いやフードの中でもなでなですれば3回楽しめるな!
「(和泉智宏に過ぎたるもの二つあり。和泉妃愛と錦あすみ。きっと後世ではそう言われることだろう……)」
そんなことないよ!(いい意味で) このplantagenetが保証するよ!(誰だよ)
妃愛はよくできた妹であり、あすみの妹にも最適。
Hシーンは五感を遮断のうえスキップすると言ったな、あれは嘘だ(むしろ普段はスキップしがちなのに自然と全てご清聴してしまった)。
広夢かっけええええ・・・惚れた男の弱みってやつか。うるっと来たのはいつ以来だろう。
作風からして確実に終盤の山場を設けてくるとは思っていたが、こう来たか。
BGMのタイミングやら展開やらを総合した段取り力とでも言えばいいのか、そういうのが秀でてると思う。
共通ルートからの要素をしっかり活かす場面が多いし、単独ライターならではなのか。
あすみはちゃんと我儘が言える(言うのが許される状況で)。
ワガママハイスペックのアーシェと対照的・・・あれ?
(まああれは「言わずとも察してほしい」という最大級のワガママを発揮しててそれがいいんだけど)
ルートの感想はここまで。共通ルート部分よりかなり短いので、比較的楽しめなかったのではと思われるかもしれないがそうではない。
そもそも妹キャラ以外の人物について、それなりに行数を費やしてる時点で普通ではない。
常に最低保証満足度が高く癒されてる状態なので書きにくいというだけ。ただ、最大瞬間風速の記録が温泉イベントだったことは認める。
そのうえで一つコメントするなら、あすみのステージ衣装・・・脇がいいですね(よくやった華乃)。
先述のあすみ誕生日記念サイドストーリーもよかった。ヒロイン視点の地の文は偶像破壊的な尊さがある。
(広夢が大恩人だということが改めて分かるが、それだけに凸で射手座(あすみ)に矢を浴びせようとするのは草)
という訳で共通ルート序盤を見直してみたら、声の出方が全然違うじゃねーか!
重度の引きこもりだったのに、ここまで変わったんだというのがよく分かる。
VTuberなんて文化が育まれてなかったら、あすみの設定も大きく変わっていたことだろう。
実際にはこうなった訳で、一体何が自分への恩恵になるかなんて分からないものだ。
あくまであすみ自身が話の主体で、シキのセリフは少なかったのがちょっと寂しい。
ぶっ通しの喋りとしては、むしろ発売5日前のカウントダウンムービーの方が長いくらい。
クリア後に解放される追加Hシーンだけど、これはすごい。久しぶりに絵に反応しそうになった。いかんいかん危ない危ない(危なくない)。
次元認識が破壊されたからだろうか。冒頭にミニシナリオも入ってるのがよかった。ワガママハイスペックでは無視してたわ・・・。
妃愛はよくできた妹すぎる・・・。
[蛇足1]
あすみというキャラクター、ナツイロココロログの小都音と共通する点が多い。
別にパクリなどと言いたいのではなく、自分が当作妹ルートの熱狂的な崇拝者であり(ロロログヤクザ🔪ではない)、
小都音は妹ではないが気にはなっていたので個人的に整理しておく。
・青髪(セミ)ショート、ちいさい
・当初主人公と面識が無く、一つ年下の妹と同学年
・おどおどしている
・ネット上に性格が全く異なるアバターを持っており、多くのファンが居る
・鏡に向かってしゃべる
それほど記憶が鮮明でないが、小都音ルートでは二つの顔を持っていること自体がシナリオの主題と世界観に深く食い込んでいたのが特徴。
この二作を間を置かずに読むと否が応でも比較してしまうだろうから、もしこれからプレイする予定なら注意してほしい。
あ? 持ってねえだと?……なぁびびってんのか? 1500円セールの常連なめてんじゃねーぞ、買え(^o^)
ただしどうしてもという場合は500円になってからFDとセットで買ってもよいものとする。(蛇足1ここまで)
あすみという現代の奇跡(麻薬)から離れることで何が起きるか・・・。当然それは妹中毒という不治の生活習慣病である。
それでもハミクリなら・・・こんな人生なら、すがってみることにする(訳:2ルートしかプレイしないのは流石に後悔することになりそう)。
次は華乃。特訓イベント→普通にイジメたくなる。海水浴イベント→普通にイジメたくなる。
脳の健全な部分がまだ死滅してなくてよかった。
華乃ルート
「(はああああああああ!? 可愛すぎるんですけど? なにこの生き物? どこのどなた様? 錦さんかと思ったけど?)」
「(嫌味を口にした直後に一転してはにかんでみせる、この可愛い生き物なんなの? 君、本当に常磐? 錦さんと人格入れかわってる?)」
分かりみが深い。
あすみルートほどは専門的な話出てこないだろうと思ってたが、ペンタブとか聞いたことあるけど実はよく分かってなくて論外だった。
むしろVTuberの方が初期に見たことあるだけましだった。もっとネット見ろ。
妃愛は何かやばくない? あすみに対しては和泉家に迎え入れる感じになってたけど、こっちだと孤独化が進行してる。
20年前くらいのゲームだったら事件に発展してそう(偏見)。
文化祭パンフの話であすみが上の空だったのも、やっぱりそういう類のことなのか?
華乃、もといライターさんは話のまとめ方が上手いね。CG2種もいい具合にあすみルートと対になってると解釈した。
あすみ教の自分を退屈させなかったその手腕、大したものだぜ。
あと、生徒会解散後もあすみを手放したくない主人公には感動したよ。信じていたよ。ズッ友だょ。
そして、妃愛からあすみフォローが入ったのは完全に予想外。先のルートで親密になってたのはルート補正力によるものかと思ってたが、
こういうことしてくれるとキャラが生きてるって感じがするなあ。和泉兄妹最高!
妃愛は最後に回すので、次は詩桜。
共通ルート中の選択肢で初めてスパルタ式を選んでみると、戦場(シーン名)がプラタイアからテルモピュライになった。
実際は前者でもスパルタ軍が決定的な役割を果たしたらしい。堕落したアテナイ式(家でのお勉強)だけで赤点回避は厳しそうだからな・・・。
詩桜ルート
SSRあすみのパジャマ姿だ、逃すな!(凸でも見れるよ!)
当初の印象は悪かったが、妃愛に優しいというだけで9割方相殺された人。
このルートに入る前から感じてたけど、展開が効果的に省略されてると思う。
今回のバイト以外だとボランティア合宿やサッカー部の応援、生徒会後のタコパとすぐ思い出せる範囲だけでもこれだけある。
そのおかげで、シナリオが長めでも薄めた感が出ないのだろう。
「(幸福と言えば、この妹が毎日俺の側にいる以上の幸福もそうそうなかった。なんだ毎日が非日常だった。)」
あっぎぎぃえーしゃるるるる・・・
「うんうん! お兄はやればデキる子だがら、思いついたことはなんでもしてみるといいよ。そのためなら妃愛はあらゆる面で協力を惜しまないよ」
「やっぱりダメでお外が怖くなったら、また家の中でごろごろすればいいだけだからさ。がんばりなちゃい」
妹キャラに母性を感じる趣味は無いんだが、ここらのやり取りだけで直前の詩桜先輩の母性云々のシーンを圧倒してるとおもいましたまる
やっぱりこの人やる気を出させるのが上手いな。く、悔しい・・・!でもってペンタブに続き2in1PCも知らなかった・・・もうだめだビクンビクン
やっぱり妃愛かわいいなあ・・・兄の頑張りが嬉しくて応えようとするその姿そうそうこういうのが見たいんだよビクンビクンサイト
ひょっとしてミリ先生って担当国語なのか!? ぎゃんウケんだけど。
やっぱり(何度目だよ)シナリオが面白いな。華乃の出番が多いのが気になってはいたけど。
先にあすみ・華乃・アメリ(凸)のための文化祭を見てただけに、違う系統に進みそうな予感はびくんびくんしてた。
人によっては、取って付けたシリアスに思えるかもしれない。
しかし身体は闘争を求める→シンポジウムの辺りで感じた何かが再び動き出したようで、待ってましたー!ってなる。
でも個人的にはあすみにも見せ場が欲しかったなあ(欲張り)。
やっぱり()妃愛ゲーなんだな、これ・・・。「居心地の良い妹」しか提供しない・・・。
列挙はしないけど、重要ワードがぽんぽん出てきやがる。
ここに来てくそやべえ存在が明らかになったから色々書こうと思ったけど、ミリ先生が全部言ってくれたからいいや。
詩桜には声優業でなく歌手業から興味を持ってもらって妃愛喜んでたのに・・・。
本当にやばい時に聞こえてきたのは例の起死回生用BGMではなく、キンキンに響く妃愛の声だった。
何か、その・・・拭いてもらう時、唾液が気管に入ってむせた。 ※実話です
「あと、あすみっていう度に顔がにやけてるゾ☆」
「あーっ、常磐さんかー! あーっ!」
「お兄の身体からまばゆいばかりの青い春の光が放たれている! まるで後光が差しているかのよう……南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
「まあでも、お兄が買った問題集の大学名見て、詩桜先輩と同じ進学先を目標にしたんだろうなっていうのは、なんとなく察したよ」
凸アメリルート含め、現在0勝4敗のひよりん・・・どうしてこうなった。 ←お前がそうした
ノーマルED
次は妃愛ルートかと思ってた? 残念、m9(^Д^)プギャー
一番おいしいところがカットされてなーい?
選択肢で冷遇しても確定的に頼ろうとしてくれるあすみが尊ぶべき女性なのは確定的に明らか。
・・・あれ? 妃愛との約束を踏まえると、これもしかしてグッド(妃愛に寄生)エンド?
妃愛との添い寝で、いよいよ後戻りできなくなる最後の選択肢を押した。
「やっぱりお兄は楽だなあ。一緒にいてとても楽。好きなこと言えるし何しても平気」
こういう快適な会話シーンだけで構成された妹ゲーを一度はやってみたいなあ。もし大好きな妹キャラに飽きることができたらとても贅沢。
このゲームのことだから、実の兄妹であることを存分に活かしたシリアス展開の覚悟の準備をしておかなければならないだろう。
妃愛ルート
ふふ・・・ついに、共通ルート読み直しや凸も含めれば恐らく90時間近く費やしてここまで来た。うふふふふふふ。
妹に頼まれた買い物、当然失敗して呆れられたくなるよなあ? ジト目されたら最高だよなあ? うふふふ。
妃愛の部屋初めて見た。うふふ。血の気の引いた顔かわいい。うふふふふ。
「二次元で言えば……自分の妹でもないゲームの攻略ヒロインが『お兄ちゃん好き好き!』言ってたら、ゲームのディスク叩き割る」
二股でもない限り歓迎するのかなあ。いや攻略対象じゃない方がいいのかなあ。両方体験してみないと何とも。うふふふふふ。
ばれるの最高ですねうふふふふふふふ。
普通に(?)イチャイチャしてるだけでHシーンのBGM流れてくるんですが。 うふ
「私、先輩に天使って言ってもらえたけど……ひよりんこそ本物の天使だと思うっ!」 うふ、ふう・・・
この手の作品で妹が兄を意識するようになるのって大体はゲーム開始時点より前、たまにルート入ってからで、
通常この2パターンのどちらかになるはず。
妃愛に関してはかなり珍しい・・・というかまだまだ新参者の自分にとっては初のパターンだ。
これって、他のルートの展開だと意識し出した直後に負けてたことになる・・・んんんんん・・・!
当ルート冒頭で主人公が発見した明確なきっかけ以外として、あすみと初めて対面した日(後述のSSを考慮)や合宿の体験も重要だと思うが、
いずれにしろ相当過密。かける言葉が見つからねえ・・・。
誕生日は・・・ぼんやりと抱いてた予想と期待に対し、見事ど真ん中を撃ち抜いてくれた。
胸の内を適切に記すには、あまりにも自己の能力が不足しているのでできない。無念。
妃愛が無理してるかを引き出す方法には、これまでのエロゲープレイ歴の中で最も感極まってしまった。
言われたら納得だが、布石にしても主人公の思考描写にしても仕込みが丁寧で鮮やか。
ちょうどニュースで、鳥インフルエンザの流行で家計に打撃というのが伝えられてて、パックの映像が流れたのにはちょっとドキっとした。
恋人にならなくても兄妹はずっと仲良くいられるものなのか、ここのところ考えが揺さぶられるようになってきた。
ところで、HCGの妃愛のお顔かわいすぎじゃないでしょーか。
使わないから最近までどうでもいいと思ってたけど、どうでもよくなかった(よかった)。
立ち絵より幼くも綺麗に見えるのは・・・妹フィルターと恋人フィルターの強弱の問題ということにしておこう。
終盤、久し(37日)ぶりに勝利確定演出キタ―――(゚∀゚)―――― !! とんでもねえ。待ってたんだ。
一番静かな切り返しだけど、「ぁ・・・!」ってなるよね(作文放棄)。凸詩桜ルートでも示唆されてたが、分かってた人はいい兄/姉です。
しおぽよ、キャラ崩壊要員じゃなかった・・・! その実力、感服いたしました・・・。
何ていうかさ、完全に信頼してた人から見下されてたと分かるのってかけがえのない経験だと思う。
主人公のあすみ愛の結果には失望したとても失望した。うらやまけしからん。よくもあすみを・・・絶対許さねえええ。
ちくしょーー、重要なことを伏せるんだよこの語り手! お幸せに!
妃愛誕生日記念SS、100兆点。
妃愛ルートに関わる核心的情報を含んでるけど、あすみルートも味わい深くなるという罪深さ。
実際のところ、要らない子扱いされるよりも「やればできる子」状態を深められる方が恐ろしい。
「酷い妹」には結局どういう結末を迎えさせてあげるのがよいと思うか、それはあなた次第!
さて、完走した感想ですが・・・「かわいい……ひよりんかわいい……なぜ私の妹に生まれなかったんだ……」
じゃなくて、モブキャラ含めみんな水分を摂るよう注意してくれて親切だった(小学生並みの感想)。
一方で低民度父兄から卵浪費家まで荒廃した世情を感じさせる人員が謎に充実、
流石に半グレ構成員である身内を振りかざす妹さんは通常ノーサンキューです。
感性やヒロインへの好感度が主人公と一致するかは今まで重視してなかったけど、
とことん合えばこうも馬鹿みたいに嬉しくなれるものなんだ。
言うまでもなく、あすみへのひいきはシンクロ率が限界にへばりついてた。
妃愛への思いについても同じだなんて、図々しいことは言わない。あのシーンのCGが見たかったとも当然言えない。
とにかく共通ルートが楽しかった。個別もいいんだが、妃愛ルートへのお預け期間が長すぎて精神に異常を来したので正常な評価は難しい。
ところで、ちゃんと考えて投稿された長文感想を見てから自分のを読み直すと、洗練されてなさが際立って心地良くない疲労感に襲撃されますね・・・。
共通ルート中の分岐について。
基本的にこういうゲームの選択肢は形だけで選択の重みは軽くなりがちだから、それならヒロインへの印象が固まった後、
最後にルートを決定する方がいいと思ってる。
ただ今作は選択肢直後のテキストだけでなく、日をまたいでのイベントやキャラの心情・裏の行動に本格的に影響するよう練られてる。
ここまでしっかり作り込んでくれるなら、単純でない分岐も大歓迎。
妃愛ルートへの展開は特殊だが、思いが募っていった帰結として第三者のミスを招いたというのは凝ってる。
(あるいは、あの事故は必ず発生するけど見られても問題になるとは限らないという解釈も可能?)
最初の選択肢は好感度を下げかねない地雷ポイントかと思わせといて、妃愛を焦らせる働きがあって後日に答え合わせとなるのが面白い。
合宿初日の選択肢も、常識で考えたところで仕方がない。
兄妹ごとに前提は異なるんだから、呆れられるか喜ばせられるか答えは自ずと違ってくる。
BGMに関して。
これまで褒め倒してきたとおり、要所で差し込まれる「今はその一事に」がほんと好き。
これ単体では何かが欠落しているかのような物足りなさを感じるし、ふーんって程度だが裏方として実に素晴らしい。
欠けた部分への渇望と眼前で見せびらかされる期待に引っ張り倒されるワクワク感とでも言えばいいのか。
見せ場となるシーンでの高揚感やセリフ回しがまとめて脳にこびりついて良い思い出になった。
それだけに、すぐに終わってしまう場面でも出されたのはもったいなく感じた。
よく聞く中で一番好きなのは「陽だまりと戯れ」かな。
[蛇足2]
敬虔なクロシェット信者(7か月目)として、まどそふとのことは友好的なフォロワーが優れた戦略で台頭してきたというくらいの認識だった。
業界の事情には詳しくないが、今作の出来と評判の良さには表現しづらいショックを受けている。
非常に高い次元での安定感があるとまではまだ言えないし、改宗(というか掛け持ち?)はしない。
でもクロシェットはもうただのグッズ屋になってるっていう現実をそろそろ受け容れないといけないんだろうな・・・。
(ツイッター見たら、コミケで抱き枕カバーが審査の結果販売中止って・・・華乃と同じ過ちを・・・
年下キャラを誤って後輩と表記していたのもひどすぎて泣ける。)
クロシェットには妹をいじめることを期待できたが、まどそふとなら思い知らせることに期待してもいいのかな?
[蛇足3]
序盤で妹についてお世話するよりお世話されたいと書いたが、今作をプレイして、そう単純な話ではないと気付いた。
ナツイロココロログという作品が自分の中で最高評価で、その妹キャラ(鈴)の影響などで長らく認識が歪んでただけっぽい。
①お世話したい、②お世話されたい とすると、鈴の意思は①(で済ませるのには抵抗があるんだが長くなるので割愛)。
妃愛も圧倒的に①であり、今作も最初から超好印象だったので、やはり自分は世話好きな妹が好きなんだという認識を強化していた。
(「世話好きな妹が好き」=「妹にお世話されたい」なのかという問題もあるが、今は考えないことにする。)
が、どう考えてもこの二人を同じカテゴリとするのには違和感があった。
お世話したい背景が全然違うし(動機には共通点を見出せるかもしれないが)、現状にどの程度満足してるかという点でも。
そこで今回の感想を見直してみた。「自分も今すぐ妹に甘やかされたいいいいいいいいいいいいいいい」・・・!!!
「お世話されたい」と「甘やかされたい」は違う・・・。
そんな訳で、新たな類型を追加してみた。③甘やかしたい(依存させたい)・甘えられたい、④甘やかされたい・甘えたい
(少なくとも物語の開始時点では)妃愛は①③となるが、鈴の強い思いとしては①④に該当する。
奇数と偶数の両方を(メインとして)備えることがあるというのは分かっていたはずなのに、
自分の単純な脳みそでは明確に意識できていなかった・・・。
ちなみに自分は①③④です(黙れ)。
追記:YouTube公式チャンネルの「まどそふとLIVE2020」開催直前生放送のアーカイブを見た。
シキが動いとる・・・肉まん代が差し入れされた時とかに声があすみになるの神対応すぎない・・・?
感想会生放送も見たけど、ライターの甲木氏は妃愛のデザインを渡された時からCG付きで泣かせたいと決心していたとのこと。
えっ待って無理なんだけど、その感情分かりみが尊すぎるんだけどしんどい無理。