卓司と皆守が登場してからが本番
電波章もただの電波では終わらせない
シナリオあってこそ
従来のゲームとは違うテイストでありながらそこら辺もしっかりしてるゲームだから高い点数を付けたい
哲学とかさっぱりわからなかったので触れません
1章は体験版部分を半分は削ったモノで若槻姉妹も出てきたりして以降の章とはかなり毛色が違ってくるのですが
これも伏線ですね
王様ゲームなんて笑えるんじゃないかと
レズ分もここらで7割は消化します
2章以降は一つの事件を多視点から追っていくという形式を取るため
特に3章なんかは救いが見出し辛いようにも思えますが
その中途半端ではないシリアスが逆に事件の展開に説得力を持たせ
逆にハッピー√では心を少し強く持てば未来はこんなにも素晴らしく変わるんだとスカッとさせてくれます
2章ハッピーだって電波な癖に泣かせてきます
希実香の死生観とそれを承知の上での相反する発言に涙腺を少しだけ刺激されます
お互いを意識していなかったキャラ達が3人の主人公を軸に動いて絡み合って積み重ねる物語
辻褄合わせもしっかりできてますね
そしてキャラ達の思いを背負って(あるいは踏み越えて)満を持して登場する熱血君、彼が物語の原点に接近し乗り越えていく構図には熱くなるものがあります
グラはあいかわらず綺麗ですね、ここは
光の演出は業界でも高い位置にいると思われます
絵が崩れてるのもありますけどね
あとBGM超レベルたけぇ~なんてのはないのですがそれなりのモノの使い方が上手く上記のグラと合わせて心を打つシーンなんてのもあります
まぁPOVを見て耐性あるかなという人にはおススメのゲームです