快楽調教が好きな人ならば損はない。同メーカーの過去作が好きならいいと思う。
7月29日は変身ヒロインものが3本もでた。互いを食い合う可能性は高いが、毛色は全く異なると言っていい。
このフェアリーメイズは過去の△作品らしく快楽調教を前面に押し出す作品だ。
点数をあまり高く設定しなかったわけはあまりに作業感が付きまとうからだ。
過去の作品と異なり今回は戦闘システムは存在しない。そのため選択肢でヒロインの勝利・敗北が決まるのだが、その選択肢と選択肢前の会話が毎回一緒。前半と後半で少し変わるものの、毎回同じ選択肢を選ぶのは作業的になりなかなか入り込めなかった。これならば選択肢などなくてもよかったのではないかという気さえするものの、分岐のためには必要なわけで、もっと構成を考えてくれれば作業感を軽減は出来たと思う。またいつも通りのキャッチ&リリースが続く構成を退屈に感じるかどうかが評価の分かれ目だろう。
作業感を含めいつも通りの△で、快楽調教もの。シナリオは上記の「選択肢が一緒」であることからわかるようにあってないようなものではあるが、Hシーンの雰囲気と事後のやり取りは流石長年変身ヒロインものを作ってきただけあると思える。
過去作が好きなら購入していい。「快楽に溺れる変身ヒロイン」が好きなら購入すべし。だがそれに強い思いがないのであれば回避を推奨します。
よかったヒロイン=フェアリーカノン・ハート