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photon+lancerさんの通勤痴漢電車 アキバ行き ~女子校生に這い寄る無数の手~の長文感想

ユーザー
photon+lancer
ゲーム
通勤痴漢電車 アキバ行き ~女子校生に這い寄る無数の手~
ブランド
アトリエさくら DARKNESS
得点
65
参照数
1406

一言コメント

「痴漢プレイ」というか「痴漢ごっこ」というか、そこらへんへのこだわりはほとんど見られないので肩透かしを食らう人もいるかもしれないけど。「都市伝説のエロ車両の謎」に挑むヒロイン達のエロショートストーリーとしてはライトでテンポが良い。ヒロイン毎に1~7話のショートショートストーリーになっているのでプレーヤーの好みで一気に1人進めるか、それぞれを少しずつ進めるか選べるのもいいです。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

いきなりネタバレで申し訳ないけど(ココを見てるんだからべつにいいよね)ラストシーンのCGがカッコよるぎる。演出もすばらしい。ハッピーエンドとかバッドエンドとかそういう恋愛エロゲームのエンディングじゃない。映画のワンシーンのような素敵なシーンです。「私たちの戦いはこれからよっっ!!」みたいな爽快感すらあります。

そして彼女たちは伝説の女神となったのである(情熱大陸風ナレーション)
ってかんじで脳内再生してます。

キャラデザがかわいいので上のような変化球的な格好いい劇的演出もズバッと決まるのです。表情も上手く描かれているのでこちらに伝わりやすいです。


褒めすぎか。

容量的な予算的なことはよくわかりませんがヒロイン3人もいるので展開は早いです。1人につき7話のショートショートストーリー。超短編7話で堕ちる描写までもっていかなければならないのでどうしても駆け足になってしまうようです。各話のタイトルもきちんとつけられていて作り手のこだわりを感じるのは加点。なんだけど・・・・

車両に乗る

画面暗転

ヒロイン全裸

さすがに早すぎだよ。ねちねちとした描写がお好みの方は回避してください。超ライトなごっこプレイです。ヒロイン自ら望んでこの車両に乗り込む設定でお話が進みます。ヒロインがやる気マソマソなのです。普段からエロ妄想してます。でもプレイが始まると「恥ずかしいっ」とか言っちゃう(ここ大事)あ、かすみ以外です。
容量的な予算的なことはよくわかりませんが音声はそんなに入っていません。ああんああんって同じような喘ぎ声の繰り返しです。心情描写は文章だけ。せっかくヒロイン視点で物語が進むのでそこにも音声を入れてくれると何倍にも盛り上がるのになぁ、ともったいないです。大幅減点。せっかく声優さんも上手いのに。もったいない。




乗客とのやり取りはかなり抑えられているけどもっと少なくてもよかった。ひそひそ話しが聞こえてくるくらいで、ヒロインが「私のことあんなふうに言われてるっ!恥ずかしいっ、でも感じちゃうっ」くらいでもよかった。減点。
冴香「立ちバックの女神」とか中二っぽい二つ名はちょっと感動した。加点。
音々「お尻イッカイダケ」減点。
かすみ「ぱんぱかぱーん」加点。
アヘ顔なし。加点。

お勧めか?
はい。エロいです。お手軽に使えます。恥ずかしがるヒロインがエロかわいいです。もっと音声付台詞がほしかった。惜しい作品。