良作。個別の短さが多少気になるが・・・
20141110、ゲームクリア。良作だというのは巷で聞いていたがいかんせん古いゲームなのでなかなかやる気になれなかった。
全体の感想としては・・・うーん・・・決してつまらんわけではないんだけどありとあらゆるところで多少の不満点が残ってしまった。純粋なバトルものとして見ても燃え度的にはlightとかプロペラ作品、シークレットゲームとかに比べると見劣りしちゃうし、日常シーンもそこまで特筆するほど面白いわけではなかった。キャラクター的にはいいキャラしてるキャラクターがいっぱいいるんだからもっとバトルシーンごとにいろんなキャラクターを活躍させてもよかったかもしれんね。賢久なんかはかなり残念な役どころだったような・・・あんなとこで殺さないでもっと活躍させていこうぜ!
個別は正直書くことないんで全体の流れを記載。
幼い頃に養護施設「あやめ園」に預けられた駆とその姉菊里、幼馴染であるゆか。ある日姉が自殺してしまったことをきっかけに駆は生きることへの希望を失ってしまう。
時は20XX・・・ではなく、二人は高校生。普通の日常を過ごしていたが、ある日突然謎の「赤い夜」に巻き込まれ、闇精霊(ラルヴァ)との戦いの場に身をさらすこととなってしまう。そんな中、同じように赤い夜の犠牲者である草壁美鈴、姉と同じ容姿、名前の橘菊里、雪子、賢久と出会う。彼らは皆何らかの異能を持っており、それを行使して闇精霊との戦いを進めるが、何の能力も持たない駆とゆかは常に危険にさらされることとなる。しかし、駆は未来を予知する目を持っていることを知り、草壁先輩に剣術の稽古を受けるとともにその能力を駆使して戦いに参戦する。次第にゆかにも異能の力があることが発覚するが、めんどうなので割愛((
闇精霊の中でも特別な力をもち、言葉を発する7人の黒騎士との戦いを幾度となく強いられるが、多くの黒騎士たちを撃退しつづけ、駆たちは多少気を緩めていた。そんな中、学校に謎の人物からの襲撃が起こる。その犯人は紛れもなく黒騎士の一人だった。この襲撃により養護教諭である彩子が犠牲となり、その怒りから賢久は自我を失い、無差別に人を攻撃するようになる。賢久を止めるために、雪子は賢久を殺害。犯人である黒騎士に草壁先輩はあっけなく敗北を喫してしまう。日常がおびやかされ。多くのものを失ってしまった駆らのところに、先日学校を襲撃した犯人が訪れる。そこで、黒騎士たちは人類鏖殺を狙う魔術師、リーゼロッテ・ヴェルクマイスターを止めることが目的であることを明かし、そのためには、虚無の欠片と呼ばれるリーゼロッテの一部を内包する駆以外の6人(草壁先輩、菊里先輩、ゆか、インデックスの一員である百野栞、賢久、雪子)を殺害する必要があることを話す。自らの死が人類の救済につながると知った4人は苦悩するが、黒騎士すべて、加えてリーゼロッテを倒すことで未来をつかむことを決意する。なんやかんやで黒騎士とリーゼロッテを倒すと、そこには死んでいった賢久を含め、みんなが幸せに過ごす未来があった---------------------
完
と、これだけ書いても多分あとで見返したとき「はぁ?」ってなるから補足。リーゼロッテを倒したことで人類鏖殺および赤い夜は終了するけど、そのあとみんなが無事だったのがわけわかめってなる。これは、菊里先輩の持つ天使「アブラクサス(デミウルゴス)」の力が関わっていた。アブラクサスは本来魂を触媒とした鎖による戦闘と治癒能力がそのすべてだったが、実際は自分の望んだ未来を実現するというなぞのチート能力だったんだよ!!な、なんだってー!!これをつかって仲間みんなをよみがえらせ、街を全てもとにもどしたって寸法よ。その代り、人間の欲望を持って神にも近しい能力を行使した菊里先輩は人ではなくなってしまう。
これがノーマルエンド。だから記念撮影のときとか菊里先輩がいないんねんな。
んで菊里ルート。実は橘菊里と駆の姉である皐月菊里は同一人物だったんだよ!!・・・これはさすがにそうだろうなとは思ったけどね。記憶がないって時点で怪しさがフルスロットル。実はあやめ園ってのは異能の子を集めた研究施設で、自分の能力に恐れた菊里は自殺を図るが天使の治癒能力でむりー。そのあとなんか駆が死んじゃう(これは別の世界線のはなしね)だけどそれをきっかけに菊里は心を閉ざして記憶をなくしちゃう。これで橘菊里の完成ね。
んでさっきも言ったように菊里先輩は神になったからみんなとはもう会えないんだけど、自我を持ったアブラクサスによって菊里先輩は神の座をやめることに。んでみんなの輪にもどっていっておわりー(適当
なんかこうやって文章でかくと確かにボリュームはすごいね・・・ただかなりご都合主義な展開が含まれてるし、正直まだまだなぞなところも多い。そういう点でもマイナスかなー。
バトルものなんだからもっとバトルシーンを充実させてほしかったね。ラストバトルなんかは正直駆さんの一人相撲だったし。もっとみんなで協力してたたかおうぜ・・・せめてみんなに個別のバトルシーンつけてもよいではないか・・・
と、いろいろと不満の残る作品。まぁつまんなくはなかったけどね。
キャララン
1位 広原 雪子
2位 田島 賢久
3位 赤嶺 彩子