6/1 訂正。 ようやくコンプしました。 なんか色々な作品の展開がごちゃ混ぜになっている感が…。しかも劣化してるし…。これは何が創りたかったのか?
この作品は一体何を目指したかったのだろうか…。萌えゲーなんだろうが…いや、よく分からない。なんか攻略キャラっぽいのが攻略できないのも良く分からない(それについてはボリューム面等多々問題があったのだろうが)。さくらを登場させて、まだ話を引き伸ばしていることについても良く分からない…。
まぁ本当は、分かっていて納得できないだけの事だが。
まず初めに、この作品は前作D.C.が好きで好きでたまらなく、例え似たキャラだとしても愛着を持てる人か、今作が初めての作品だというユーザー用に作られているとしか思えない。
姿形が似ていて、シナリオも酷似していてそれで萌えろと?冗談では無い。一人の“個”が確立されていないと感じられ、かなりの抵抗があった。まぁ、多少は違う部分もあり工夫もなされていた所は評価できるところであるが。尚且つ、それをもカバーし切り、“萌え”を強調させる雰囲気、シナリオの根回し、絵のクオリティの高さは認めざるを得ない。やはり制作陣が変わってしまっても、この姿勢は変わらない。その点は非常に嬉しかった。
さて、それはさておき問題はさくらを引き伸ばしたところ。こればかりは許せなかった。
一番の疑問は、一体前作D.C.で改心したあのさくらは何処へ?ということ。まぁ枯れない桜が根本にある話を作る為、仕方なしにさくらを持ってこざるを得なかった…というのは分からないのでもないのだが。
また、さくらが枯れない桜をもう一度咲かせた理由は他人の幸福への羨望であったとの事で、そう理由付けされてしまうと人としての当然の感情と言い訳できてしまうというのもまたうまく考え付いたものだ、と思った。
これにより、またさくらのようなヒロインが出てきて同じような展開が量産化されるのではないかと考えてしまうのは俺だけであろうか。
また、今作の終わり方は4月になり枯れてしまった桜の木にまた桜が芽吹いたということにより、一時的に枯れない桜の木に戻り、義之やさくらを慕っていた人達の純粋な思いによって彼らは蘇るという超ご都合主義な展開の登場により、音姫&由夢ENDの説明が付いてしまう点は如何なものか。
尚且つ、蘇ったさくらは記憶を生まれた頃にリセットされた状態に戻り今後の話の展開を続編か何かで出しますよ、というような布石まで置いていってくれた。本当に笑うしかないですね、あっはっは…。
ついでに言ってしまうと、明らかに濡れ場担当っぽい茜は何の為にいるんですか?答えろ、曲芸!!!!!って言いたくなってしまう。
あからさまなFD用サブキャラを配置したのは…よく分からない。叩かれたいのか?
俺の想像では、茜とまゆき先輩と委員長がセットで出てくる予感がするが…正直魅力はあまり無い気がするのでもう1人ほど新キャラを出すべきだと思うよCIRCUSさん?(ぇ
っと、散々今まで垂れてきたが後半の急展開や、超ご都合主義的展開に目をつぶって見れば普通に良作であると思う。
特に、OP&ED合わせて8曲もあるのにどれもハイレベルな出来だったのは賞賛に値する。個人的には「beautiful flower」、「if...~i with~」、「Time will shine」がお気に入り。
キャラは、音姫、小恋、ななか、美夏がお気に入り。
最後に。
この長文の方で言っていた事とは大きく矛盾してしまうが、まだD.C.から卒業しきれていない俺は前作の人物が絡みまくって欲しい…と思っていたのだが、出てきたのは純一だけかぁ…(´・ω・`)ショボーン
他のヒロインはどうなったのかなぁ…気になるw
と、そういえば純一の存在がかなり乱暴に扱われていたな・・・(´;ω;`)
音姫&由夢シナリオ時さくらが失敗した後、純一が桜の木を制御しに行ったはずなんだけど、なんかスルーされててこの事態を救えるのは音姫しか居ない!みたいな流れになってたし…。
ねぇ、あれ?純一タソに関しては一切描写ないの?w さくらと義之はその後蘇ったけど、純一は一体…。まぁ、純一を思ってくれる人が少なかったから願いが具現化されなかったんかなぁ…。
何か哀れな純一タソに、形骸となった純一タソにRequiem(鎮魂歌)を…。