このジャンルの作品としては楽しめたと思う
タイトルの通り一応「調教」モノの分類なんだけど、それとは別の日常生活のシナリオが意外としっかりしていて段々と調教そのものに心が痛む感じだった。
「調教」モノの主人公は徹底的に「悪」を貫き通すのが合っているのに、この作品の主人公があまりにも出来心での調教を続けるのではっきり言えばこのジャンルの主人公としては相応しくない。
けれどもそれは人間味をもっていることであり、プレイヤーがそんな彼に同調してしまう。
自分はその一人でした。
シナリオは「調教」があまりメインに感じられず、オプションとして「調教」があり物語がひろがっていくような印象を受けた。
だから「悪」になりきれない主人公と自分がいました。
真理恵を調教するとき何度躊躇したことか・・・。
EDは感動というより、つっかえていたものがとれた感じだったので、この手のジャンルにはないもので良かったです。
ちょっと変わった「調教」モノをプレイしたい人には良い作品ではないでしょうか。