百合ゲーとしてはトップクラス
ストーリー自体は短いが、その短さに陰々とした雰囲気の中の甘美さが凝縮されていて、伝奇と百合をうまく融合させた禁断の領域を覗く世界観が出来上がっている。
これはシナリオセンスの良さを物語っていると言っていいと思う。
終盤における盛り上がりも良かったと思うが、有名な3部作BGMはちょっとテキスト読んでいるときにはしつこく感じすぎた。
曲自体は本当に良いんだけどね。今でもたまに聴くし・・。
個人的には3部作以外の曲を評価すべきだと思う。
それらの曲が世界観に合っていたからこそ、こんなに惹きつけられる作品になったのだろう。