難点はあるけど・・・。
確かに泣ける。
けれども、全ヒロインのシナリオを無理やり感動に結びつけようとするやり方はあまり良いことに思えない。
それによって、目に余るほど理不尽で突発的な展開が生じてしまったことを見逃すことはできない。
やはり、『奇跡』という言葉が感動を引き起こすキーワードであるため、欠くことのできないその言葉に翻弄されてしまった結果だろうか。
別に全てのシナリオで『奇跡』を誘発させなくてもいいのに・・・。
でも、泣いちゃったからにはそんなこと今更言及しても仕方ないこと。
むしろその理不尽さを感動で雲隠れさせてしまったことを評価すべきか・・・。