奇才、小山田伸
かなり安くなっていたので購入した。
もちろんさまざまな箇所の反応を見てから購入したため、まったくもって期待していなかったのだが、このサポート環境の中であれだけの文章を仕上げられるたいそうな人物であると思った次第である。
特に光るのが日屡間役の方の怪演であろう。ここまでの台詞回しをドスの聞いた声で演じられるとは感服した次第である。敬意を表したい。
正直言って話の内容は国会で問題になった某映画と同人で好評を博した某ゲームに近しい印象を受けることであろうが、私のようにヒエロクリフで書かれた難解な命題を解明したい欲求に囚われた者も少なくはないだろう。
これからも奇才、小山田伸を応援したいと思う次第である。
(製作費三千万で五百、六百万の借金を生み出した今作品が最後となるやもしれないが)