これはあるコスプレ喫茶勤務の女の子が精液好きになる物語である
まず、コスプレ要素だが、勤務先のコスとヒモ水着、そして下着のみで、思ったより薄い。
また、最初こそコミケに行くまでの経緯が描写されているが、コミケのコスプレ会場に足を踏み入れたら最後、
怒濤のエロの嵐で最後まで行く。
抜きゲーにシナリオなんてあまり重視するものじゃないかも知れないが、借金の経緯はもう少し描写が欲しかったし、おじいちゃんだけしか家族がいないのかどうかが少し気になった。
それでも、さすがみさくらゲー。エロはしっかり押さえてる。短いので、マッハ堕ちやマッハビッチは仕方ないね。
あと、最後のオチは笑った。そうくるかという感じ。
でも、きれいにまとまっていると思う。
そして、声はカンザキカナリさんだが、みさくらキャラに向いている。ハースニールでは主に櫻井ありすさんが声をあてるが、両方ともタイプが似ている。
もちろん声質は違うが、どことなくくぐもった声をしている。どんな声優をみさくら画伯が求めているかなんとなく想像がついた。
自分は最初、本作をハースニール作品だと勘違いしていた。当時はピンポイントが駆け出しサークルだっただけに。
それくらいみさくら色が強い。強いて言えば、汁量がいつもより気持ち少ないくらいか?
でも標準的な基準から見れば十分多い。本番は意外と少なく、ぶっかけ中心の作品だということを念頭に置いてプレイするといい。
従ってリンカーンがありそうでない(テキスト描写ではある)。リンカーン好きには不満が残るかも。
ちなみに、本作はピンポイントの処女作だが、すでにらしさが出ているのは嬉しい。つまり、クセが強い作品だということ。