魔王の娘はエロそうな衣装だが、エロ要素はない
勇者にラブラブな魔族娘が勇者を振り向かせるために奮闘するRPG。
手書き風自作イラストが、コミカルなバカゲーとしての本作を引き立たせている。
ユニークなのは、初遭遇の敵パーティに出会うと戦闘中会話が出るところ。これがかなり秀逸。
うまい具合にストーリーとゲームを両立させているいい演出だと思う。
戦闘の難度はそこまで高くないが、後半のカナリーマウンテンでは強敵がたくさん出る。
強力な全体攻撃が欲しいが、わずかな例外を除き全体攻撃が使えないため、敵の数が多いと苦戦する。
デバフ技はあるが効きにくい。ここだけは個人的に本作のほぼ唯一の欠点ではないかと思う。
お金はほぼ消費アイテムオンリーでOK。アクセサリーは途中の宝箱等で入手できるので買わなくてもいい。
後半になるとマインのヒールだけでは回復がきつくなる。回復薬系のアイテムは多く買っても損はない。
エンドは3つ。1ルート大体1時間半程度だが、トゥルーエンドへのフラグを立ててセーブデータを作っておけば終盤にすべて閲覧可能。2時間程度でも全部見れるかも知れない。
かなり昔の作品だが、今プレイしても十分面白い名作であると言える。バカゲー好きは避けて通れない作品。