ビッチスキーなら一度はプレイしとけ!!
過去作「ビッチジェーケー・イン・アールピージー」に続き、ビッチスキーにはたまらない作品をまた出してくれたハッピーライフ、歪みねぇな。
最初は自分の国が襲われて、城が破壊されるという始まり方をするが、最初から最後まで鬱展開はほぼない。
明るいビッチRPGという作風は、「ビッチジェーケー・イン・アールピージー」と同様で非常に嬉しい。
主人公メルティスは黒ギャルでビッチで遊び人、誰彼構わずセックスしまくりでオカズに困る事はないだろうが、しっかり者の3人の姉たちも実はメルティスに負けないビッチで、シーン数こそ少なめだが破壊力抜群。
「ビッチジェーケー・イン・アールピージー」の良さを継承した、正統進化ビッチRPGと言っていいだろう。
しかも、「ビッチジェーケー・イン・アールピージー」の二人の主人公である明美とピナもゲスト出演という、とんでもなく嬉しいおまけまであるのだからたまらない。
過去作の触手モンスター、スミスも何気に時々顔を出しているので、ニヤリとするサークルファンも多いだろう。
一つだけ不満に感じたのは、エロ中心で難易度低めの「ギャルコース」の存在意義が微妙にゲームと噛み合っていないこと。
なぜならば、本作にはビッチレベルというものがあり、それぞれの性体験を重ねるとビッチレベルが上がる。
そして、たくさんエロを見たいならば、当然ビッチレベルを上げなければならないのだが、エロイベントだけでは若干厳しい。
となると、ビッチレベルを上げるためにわざと敗北イベントをたくさん見る必要がある。
敗北自体は降参コマンドで簡単にできるが、ギャルコースの場合、どうしても作業になってしまう。
姫コースの場合は敗北する回数が多くなるので、自然にビッチレベルは上がっていくんだけどね。
エロを手っ取り早く見たいけど、作業プレイは勘弁してもらいたいと思うエロゲーマー諸兄は、この点に注意した方が良いかもしれない。
周回プレイ専用の特典もあるので、長く遊べる名作。しかも最近までバージョンアップでイベントがガンガン追加されているので、クリアしたけどしばらくやっていないという方も、バージョンアップしてもう一度やり直すことをお勧めする。
個人的にはスターリット・スカイの「エルフ母娘と不思議な果実 ~エッチな気分には負けないんだから!~」と並ぶ2017年同人エロゲーの最高傑作だと断言したい。