製作期間1年、動画枚数を2000枚手描きとか、どんだけ労力をかけてるのか?
おそらく家庭菜園の作品の中でも渾身の力作と言っていいのではないだろうか?
何せ2000枚である。そして製作期間は1年。文字通り最長である。
アニメなんて好きでなければ作れない。ましてやクオリティを上げようと思えばなおさら。
サークルの中の人の熱意とエロに対するこだわりがなければ本作なんて作れないだろう。
シーン数は1回のエッチを複数に分割しただけで、実際はそれほど長い話ではない。
シナリオはイイハナシカナー?という内容。
だが、エロさはパネェ。動画の売りはPVを参照すれば分かるので割愛。
PVを見て、タプーリ作品を2時間堪能したいと思った人だけ買ってください。
不満点を言えば、本作にこそ女装君に声をつけて欲しかった。エロゲーに男の声なんていらねぇと思う人もいるだろうが、本作に限っては女装君に声がない事に違和感を覚えた。
何せ声優二人は同人ゲーでの鉄板と呼べる人たちである。特に大山チロルさんなんて声付きの同人ゲーを10本買えば、1本は必ず出演しているくらいの出演量。本作でも安定している。
しかし本作では綾奈まりあさんの熱演とエロ演技の方に軍配を上げたい。アニメのエロさと綾奈さんの熱演の相乗効果はすさまじい破壊力。
綾奈さんのキャミィが先にエッチして、大山さんのクルミが後にエッチするのだが、綾奈さんの破壊力が凄すぎて大山さんが霞んでしまった。大山さんのファンには残念だが、逆に綾奈さんのファンには嬉しい。
これに女装君が弄ばれる演技が入って臨場感が増せば、個人的には100点にしても良かったと思える。
もしかしたら、本年度最高の抜きゲーに本作を推しても良いかもしれない。