高飛車なブロンドのお嬢様は古典的だけど、やっぱりいいね
世の中には最近褐色肌とか黒髪とか人外とか、いろんなタイプのヒロインが溢れている。
そんな中へ、タカビーなブロンドのお嬢様というのは使い古された感があると思う。
しかし、どんなに使い古された古典的なヒロインでも、エロいものはエロいし、魅力的なものは魅力的なのだ。それを改めて教えてくれる作品だと思う。
さて、本作についてだが、総合的にレベルが高く、プレイ時間は意外なほど短かったが遊べた。
やりこみ要素はないが、ゲームバランスは取れていたし、ボスも手ごたえがあってなかなか楽しかった。
登録するときに凌辱ゲーに分類したが、実際はそれほど本番行為が多いわけではない。
だが、本番が少ないにも関わらず本作は総じてエロかった。それは最初に書いたように、使い古されたタカビーなブロンドのお嬢様で、ムチムチでエロい体をしたヒロインが歪みねぇという、その一点に尽きる。
そしてタカビーなブロンドのお嬢様がどんどん汚されていく過程がじっくり楽しめるのもエロさを高めている要因だろう。
シナリオは実質一本道に等しい。セーブを勧められた箇所でセーブして、バッドエンドを楽しんでからロードして本筋を進めていくというプレイスタイルが本作を一番楽しめるやり方だろう。
最終ボス前の2択でエンディングが分かれるが、どちらもエロだからあまり変わらない気がするwww
RPGとしては、二刀流がお勧め。すなわち利き手に剣、逆手にナイフを装備して攻撃回数を上げたほうが結果的に被ダメージを抑えることが出来る。最初から最後まで通用する。
物理攻撃が効きにくい敵に対しても、攻撃魔法である程度対処できるオールマイティヒロインなので、ある程度強くなれば加速度的に楽にレベルが上がるだろう。
不満点も少し。まずは管理者で実行しないと正しく画面が表示されないことがある。体験版でこの現象が発生するが製品版では解消されるという作品はいくつか出くわしたことがある。が、逆パターンは初めて。どういうことなの・・・
そして、とある塔の固定敵が一度倒しても消えないことがあり、戦う場所によっては戦闘の永久ループに陥ることがある。
デバッグがおろそかになっている作品は多いが、本作くらいレベルが高い作品でこんな現象が発生すると本当に残念な気持ちになる。
作品全体の評価をそこまでは落としていないが、本当は90点台をつけたい作品なのに90点になりそこねた、という意味でのこの点数にしたという、自分のこの気持ちをもしサークルの中の人が見ていたならば、分かってもらいたいなとは思う。