色々な意味で癖が強い作品かも知れないと思う
上級者向けの作品かなと思う。ゲーム性重視で、間違っても抜き目的でプレイするものではない。
まあ、３ＤダンジョンＲＰＧと言う時点で抜き目的はない気もするが。
３ＤダンジョンＲＰＧではパーティープレイが主流なのだが、本作は珍しく一人プレイ。
一応使い魔を一体だけ装備できるが、補助以外の何物でもないので、一人と考えていい。
そして、雑魚戦も含め逃亡不可（一応アイテムで逃亡する手段はある）。あと、防御も不可。
以上のように癖が強い。体験版要プレイ。
しかし、肌に合う人ならば割とそそる要素もある。
すなわち、ドロップ装備がすべて違うのだ。
同じ装備でも、付加されている能力が違うので、お気に入りが手に入るまでひたすら戦うという楽しみ方もある。
アーティファクトというレア装備もあるが、アーティファクトさえあれば無双出来るとは限らないところも本作の面白い点である。
少なくとも、自分の購入動機はそこだ。
レベリング作業は特に必要がないとは思うが、戦闘教本をある所に持っていくと所持数に応じてパッシブスキルを入手できるので、戦闘教本集めとか、お気に入り装備を入手するために戦闘を繰り返していたらいつの間にかレベルアップしたということが多い。
よって、一人プレイではあるが、ゲーム中盤で全体魔法を入手すれば、思ったよりも戦闘はダレないと思う。
逆に言えば、そこに到達するまでが合わなければギブアップするんだろうな。
エロに関しては、敗北や凌辱が多い。まあ、ルナソフトの作品は皆そういう傾向があるので、本作が駄目ならば、他も駄目だと基本的に考えていい。
本作は絵は綺麗でうまいが、エロくはない。エロ重視ではないので、大してマイナスにはならないけど。
一つ不満なのは、キーボードとマウスの併用が操作性を悪くしているという点。ここは要改善だろう。
ダンジョンブレイカーシリーズとか、既発の作品を参考にすればいくらでも改善できると思うのだが。
３ＤダンジョンＲＰＧ初心者にはハードルが高いと思うので、プレイするなら覚悟が必要かも知れない。
色々な意味で評価が分かれそうな作品ではある。