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painsalさんのくノ一葵、悪ニ堕チルの長文感想

ユーザー
painsal
ゲーム
くノ一葵、悪ニ堕チル
ブランド
Devil-seal
得点
60
参照数
958

一言コメント

みけこ画伯が描く女体はエロい。しかし・・・

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

みけこ画伯のムチムチエロボディは、(おそらくは)エロゲーデビュー作である「喪失郷」から変わらずエロいし、個人的にお世話になっている。
とはいえ、ボディはムチムチでも表情がエロくないと抜けないときもあるわけで、表情に関しては微妙と言わざるを得ない。
本作はその欠点が一番よく表れている作品ではないかと思う。
なにしろ、敵役の黒川魔耶のあくどいニヤけた表情が酷い。全編にわたって見ることになるので、これで萎える諸兄もいるのではないかと思う。
シチュとしては忍者を快楽責めにするだけあり、SMや拷問が多い。選んだヒロインを悪に堕とすのが目的なだけあり、悪に堕ちると例外なく昨日までの仲間を容赦なく惨殺するシナリオとなっているので、CGにこそ表現されていないものの、苦手な方は回避推奨。
シナリオが薄いとか、黒川魔耶の扱う術がご都合主義のチート性能とか、そういう所を突っ込んだら負けである。
あと、いつものシールにはアニメーションが3シーンくらい入っているが、本作はアニメーションなし。好きな人がどれくらいいるかは分からないが、覚えておくといいだろう。
意外なことに、3人ルートが一番シナリオがやっつけだったりする。大抵はハーレムルートがトゥルーエンドで一番丁寧にシナリオを描く作品が多いが、本作に限ってはその逆で、「忍者の悪堕ち」がテーマなためか個別の方が丁寧に描かれている。
堕ちる過程自体はシールにしてはちゃんと描けているので、過程を楽しむのが好きという方は手を出してみるのも良いかもしれない。
ただし、過度な期待はしない方が無難。まったくの駄作ではないにしろ、「所詮はシール」と割り切った上でプレイしないと後悔することになるかも知れない。