残念な姉を楽しむゲームに特化していれば名作になれたかも知れないのに・・・
何かに特化しないで、あれもこれもと詰め込んでヒロイン増やしすぎて失敗するという低価格枠の典型的失敗例の一つではないかと思える作品。
何しろ、メインの姉のエロは6シーンのみ。他のヒロインのシーン数が3~4であるから多少は優遇されているとはいえ、タイトル負けしている事実は変わらない。
ていうか、香代子と穂乃香はいらない気がする。この二人の分を姉に回せばちょうどいい具合になれたと思うと残念だ。
熊虎たつみ画伯の絵は秀逸だが、本作が散漫な印象を与えるせいかいまいちエロいとは思えなかった。
あと、タイトルがバカゲーっぽいのだが、実際は大半のルートが後半シリアスになってしまう。本作の方向性に会わないと思うのは自分だけではないと思うがどうなのだろう?
ボリュームはあらかじめ決まっているわけだから、あとはおおまかな方向性をはずさないようにしてもらいたいものだ。