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painsalさんの少女は真夏に海岸での長文感想

ユーザー
painsal
ゲーム
少女は真夏に海岸で
ブランド
softhouse-seal
得点
60
参照数
70

一言コメント

珍しい逢川奈々さんのメインヒロインに注目できる作品

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

逢川奈々さんは2013年を最後に活動していないようだが(別名義で活動していると信じたい)、その逢川さんの数少ないメインヒロインとして、また後期の演技を堪能できる作品である。
個人的には好きなのだが、イマイチ人気が伸び悩んだのはエロさがやや足りないのかな・・・
演技はうまいんだけどね。あと、相方が安定のヒマリさんなので安心して聴けるのも大きい。
基本的にはバカゲー。周吾と優月と文の三人が掛け合いをしながら時にエロをするという、夏休みのひと時を描いた作品。
他の作品もそうだが、開発が劇團近未来の作品はいつものシール作品と違うと考えていい。
エロの量が段違いだし、シナリオも概ねバカ寄りでエロよりはラブコメを楽しむような感じ。
ただ本作の場合、決定打となる何かがないのが残念。エンドも3つあるのだが、どれも尻切れトンボみたいな終わり方をする。その意味では不完全燃焼感が大きいかも。