処女作ということもあるが、何かが足りないと思う作品
妹はかわいい。そして雪都さんの妹キャラは歪みねぇな。師走画伯の絵も悪くはない。
ただし、「 バカな妹を利口にするのは俺の××だけな件について」（以下バカ妹）をやった後という事もあって、バカ妹の芭華の破壊力の前には霞んでしまったという印象が強い。
どちらもかわいい妹には違いないし、声優さんの演技も文句はない。
しかしどちらか一方といわれたら芭華ちゃんになりそう。
本作でもっとも良くないと思う点はＣＧの使い回しが多い点。同じシチュだと同じＣＧ（もしくは差分）になる。
シーン数は２４とかなり多いのだが、それだけにＣＧの使い回しが余計に目立つ。ゲームが進むとマンネリ感に陥りやすいんだよね。
そのためバカ妹は１８シーンだが、使い回しはあまりないので最後まで楽しめた。しかし本作は最後になると若干しんどかった。
個人的にポイント高いのは黒ひなですね。肌の色だけでなく性格もガラリと変わり、これはこれで面白かった。
続編があるような終わり方だったので、続編を作って黒ひなをもっと登場させてほしいと思った。
最後の声優さんコメントも何気に良かった。後の作品にはないので、結構ポイント高い。
点数は続編への期待を込めて若干オマケした。同じシリーズは出ているが、本作そのものの続編はまだ出ていないのでオナシャス。