対称的な二人の王とその両陣営と関わりながら歴史を変えるべく戦うお話。魅力的なキャラたち、飽きることがない目まぐるしい展開の数々、一生面白かったです。交わるはずのなかった異なる覇道を重ねて未来を拓く、天晴です。
恋姫の系譜にしては登場キャラが少なかったのもあって壮大さは過去シリーズほどではなかったものの、萌えて燃えられて良かったです。
特に項羽陣営が魅力に溢れていたなぁって、お気に入りは水明さま!
歴史をある程度辿りつつも「外史」という形で史実とは異なる歴史の流れや異形の敵を据えているパラレルなお話だからこそ、終ぞ史実では叶うことのなかったみんなで笑いあえる未来、大団円の結末を描いてくれたことが嬉しいなって思った作品でした。
強いて言うならラストバトルはもっと総力戦感欲しかったけどね。