本編の魅力であったキャラ同士の掛け合いや雰囲気の良さをしっかり継承しつつ、前作では暴言少女でしかなかったミヤビちゃんにフォーカスを当てた本作。作品を通して彼女の想いがしっかり伝わってきて彼女のイメージが大幅に変わりました。そしてそんなミヤビちゃんと過ごしていくうちに真剣に魔法と向き合い、時には周りの仲間たちに諭され支えられて主人公なりに自分の答えを出してくれたのも凄く嬉しかったです。
そしてED後のエピローグのソフィアとのやりとりはあまりにも心に爪痕を残していきました。
主人公の過去を知り、痛みを知ってる彼女からしたら主人公の選択はあまりにも残酷だったんですよね。
遠回しだけれど、決定的な失恋。よくもまぁ描き切ってくれたなぁという気持ちです、拍手。