人によって合う合わないは色々な点であるだろうが個人的には良作だと思います。
まぁ下ネタ率が高いので合わない人は合わないとは思うが個人的にはテンポの良い掛け合いと親友のツッコミがイイ感じでコメディ的にはとても楽しめました。
ヒロインには「友人」としての顔と「恋人」としての顔があり、恋人になることで初めて見えてくる顔などが萌え的にイイ感じ。
主人公も下ネタさえ気にならなければ物語上ストレスの溜まるような行動を取らない気持ちのよい人物なので好感が持てる。
まぁだからこそ突発的にやってくるシリアスにちょっと戸惑うところはある・・・・・が、これはこれで。
「萌えゲー」としてみればちょっと重た過ぎる展開だけれどこの作品が「萌えゲー」かどうか知らんし、個人的にはそこまで酷いものでもなかった。
とはいえ、詩帆のそれは処女厨的にはHシーンでの描写の細々としたところに気が付いたら寝取られ厨にクラスチェンジしていそうでまたモヤモヤ。
アナル舐めとかその発想は経験からくるものですか?的な。
どうせならFDで「幼き日の調教物語」と現代で「レイプ犯再び-かつて得た快楽に幸せが負ける日-」の番外編を収録で発狂させてくれてもいいじゃない!みたいな。
ついでに紗月ルートで主人公殺されてあのストーカーに犯されて紗月が壊れて主人公とストーカーを取り違えて認識するようになる「シアワセナヒビ」と、菜実を救えない繰り返しの中で主人公発狂で菜実にイロイロしちゃう「エイエンノヒビ」も収録してくれてもいいじゃない!とか。
いや、ホントにあったら一ヶ月は凹む自信があるけどな。
詩帆だけはルートに入らないと救われないのと、記憶を残したままの紗月が幸せになれるのかという点でモヤモヤが残るのと、イチャイチャ分がちょっと足りないというのが不満点といえば不満点か。
まぁそれでも少なくとも良作とは言えたんじゃないでしょうか。