一風変わった陵辱ゲーとして95点。ネトラレゲーと見るなら60点。
まぁエロいっちゃーエロいです。そこは満足。ゆえにこの点数。ただ他の人のレビューにも書いてあったけど「陵辱ゲー、第三者が見たらネトラレゲー」みたいな感じで寝取られゲーって感じじゃないかな。
基本的に自分が思う寝取られゲーにおいて重要なのは「主人公・ヒロインへの情・方法」の3つだと思う。それぞれについて自分の見解のようなものを書いてみる。
まず主人公について。
ヒロインが他の男にちょっかいをかけられて・・・というかヤられているのを傍観するようなヘタレ主人公だと「寝取られて当たり前だろ」と思ってしまう。ヒロインだけに責任を押し付けるようでそれではいけない。ヒロインは抵抗し、主人公も足掻いて足掻いて足掻いた末にそれでも奪われる、それが激しく鬱な気分にさせるしその気分こそが寝取られゲーの醍醐味だと思う。
次にヒロインへの情。
物語の冒頭から主人公の恋人でラブラブですよー。というような「設定」を押し付けられてもあまりプレイヤーはヒロインに対して深い情を抱かない。寝取られとは自分の大事なものが奪われる事に意味を見出すものなのだからそんなのは問題外。ゆえにまずヒロインと主人公との間には冒頭では距離を持たせるべき。それが徐々に距離を縮めて恋人という関係になる。そして幸せな結末を迎える。いくつものイベントを経て距離を縮めたという実感があるからこそプレイヤーはヒロインに対して深い情を抱くし、幸せな結末があることで悲劇はより一層光る。そういうものだと思う。
最後に方法。
よくある「恥ずかしい写真を撮られて」とか「ちょっとした秘密を盾に」とかそういった方法に対して・・・・・お前らアホか、と。恋人以外の男に身を任せることこそ、脅迫されただのなんだのといった理由を鑑みても恋人に対する裏切りだろう、と。そして例え一回そこで身を任せたとして、それで相手からの攻撃が終わらぬのであれば最早その脅迫に屈する事にどんな意味がるのか。それを繰り返しさえすればいつか相手は飽きるのか?止めてくれるのか?そんなわけないだろう。その程度のことも考えられずいたずらに回数を重ねるようなアホなヒロインでは一気に気分が冷めるッちゅー話。
あくまで個人的な見解です。