不作続きの2006年度に残る傑作。
コニー、シェラのコンビが本当にいい。
特にコニーは、今年一番好きな主人公かつヒロインになりそうです。
脇を占める男性陣、女性陣、‘‘人’’もそれぞれ魅力的。
何よりHシーンで泣いたのは久々でした。
卑しいとされるプセールであるがゆえに、誰よりも愛情を求めながらもその愛情を信じられないシェラに、
レヴィが勇気を出して愛を告白するシーンは18禁だからこそ出来るものだと思います。
テキストも優秀なので、泣かせつつも笑顔にさせてくれる。最高です。
他にも、はじめて青空を見た時のコニー、シェラのどきどき、わくわくする気持ち、
大人を連れて行かれた子供たちのためにコニー、シェラらが全力を尽くすシーン、
愛する娘を案じ、最後の力を振り絞る水の竜、
皇帝騎を前にした時のマタイオスの言葉の数々、
シェラを助ける際に、愛する人を救うための体力の必要性を唱えるレヴィの言葉、
困ってる‘‘人’’のため、自分を「お姉ちゃん」と呼ぶシェラのために手を差し伸べるコニー、
皆忘れられない大切な思い出です。
キャラクターや世界観に圧倒され、終わった後も四六時中本作品の事を考えていました。
関係者の皆様、楽しい時間をくださって本当にありがとう。
このようなエロゲが今後も出てくれる事を切に願います。