作画やキャラ設定、展開など、製作年よりさらにレトロというか、ちょっと古くさめの漫画ちっくな雰囲気が漂います。 起伏や盛り上がりなどあまりなく、キャラも今ひとつで退屈に感じました。
HDDにインストールするのではなくCD-ROMから実行するタイプ。
未読既読判別もなく、ウィンドウは640*480固定。 また、キャラのセリフや
イベントでのテキスト表示が無く、音声のみで進行するため、音声を聞かざるを
えません。 しかしながらたまに音楽が鳴っていると、ボリューム調節が一緒くたな
ため、何言ってるかわからないことが… とにかくプレイに易しくないシステムです。
どのキャラルートも、ラストは「ん、終わり?」というような感じです。
エロもストーリー上、オーソドックスに締められています。
そのシステムに加え、面白み、ボリューム共に欠けるだけ、やたら悪いとこが目に
付くんですが、コミックに満たない中古価格だったことや、マニュアルの
おまけプチ漫画がちょっと笑えたことが、少ない美点でした。
「リエゾン」の成男ではわりと楽しめた声の人の演技ですが、口調は被っているのに
耕介の声演技は中盤からちょっとうんざりでした。 特にあの歌…