2003年2月28日発売の中で一番話的に纏っていた作品
03年発売のゲームの中でNo.1。シナリオは感動系。特に評価すべき点は分岐の幅広さ。一つ一つが複雑に絡み合い、螺旋構造を描く様な分岐が多くストーリーが淡白でなく幾度もプレイしたくなる。分岐がそのまま伏線として利用されていてストーリーの終盤で此方が忘れていた様な事を思い出させてくれます。
ストーリーの終盤に泣き場を集結させるのではなく、序盤から泣かせてくれます。盛り上がり方は極端な右肩上がりで無く、上がり目と平淡を繰り返しつつ最終的に大きな山場を作るという理想形です。
シナリオは深く丁寧に作り込まれています。個人的に凄くお奨めの作品です。