鬼と座敷わらしと人間の奇妙で心温まる物語。
なないろリンカネーション攻略完了しましたので感想を。
これは人間と人外との奇妙なお役目を果たしながら少しずつ成長していくお話。
なんといってもこれの売りは死生観だと思います。死んでいった者たちの無念を晴らすべく主人公と使いの鬼達が事件に立ち向かい、時に悩み、苦しみ、泣き、喜びながらお役目を果たしていきます。
そこまでの過程でまず目に付くのが和気藹々とした日常会話が繰り広げられる共通ルート。
主人公と鬼達やヒロインとの掛け合いは楽しく読んで進められて、
また、op,ed問わず共通√から流れるBGMも各シーンにあっており、ダレルことなくプレイできました。
ただ、各ヒロインとのEDに共通して琴莉が絡んでくるので、そこはもうちょっとひねってほしかったかも
後これはどのルートも終わり方が似ていますので、最初に誰を攻略するかでモチベがかわってくるかもしれません。
それでも、いいシナリオが書かれている作品だったと思います。