調教シーンの主人公ゲスいなぁ。だがそれがいい？
女子学生を監禁レイプするストーリーのゲーム。
晋ニ（主人公)には誰にも怪しまれず一人で自由に使える隠し部屋があり、
美月(ヒロイン)が一人になった所を拉致するチャンスがあり、
計画に必要な情報集めも容易にでき、道具も一通り揃っている。
これだけ環境に恵まれていても、実際に長期間バレずに少女を監禁し続けるのは
難しいのだろうなとプレイしていて思わずにいられない。
晋ニは正体を隠す為に変装し、変声機をつける慎重さを見せる。
他にも美月を手際よく眠らせて運んだり、現場に遺留品を残す事で
事故に巻き込まれて行方不明になったように見せかける等、
〇校一年がここまでやるんかい!と画面にツッコミを入れそうになってしまった。
ただ、リアリティはともかくストーリーの構成は非常に丁寧で、些細な出来事が伏線になっていたりして
ノベルゲームとしての面白さ目当てに購入しても充分楽しめると思う。
エンディングはそれぞれ違った結末が最後までしっかり書かれているので、
プレイヤーが自分好みの終わり方を選べる所も良い。
個人的には愛玩エンドが一番好き。
一番最後に開放されるエンディングは、この二人が普通に恋して結ばれる事は不可能なのかなと
寂しく感じると同時に、エロゲで二次元美少女を愛する事の意味を考えさせる内容でした。
果たして本当に愛しているのか。女の子に欲望を叩きつける事で孤独な自分を慰めているだけなのではないかと…
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Hシーンはヒロインに苦痛、辱めを与える内容がほとんどで、
犯されているうちに感じてきたり、和姦的な雰囲気になる物は少なめ。
精神的に追い込む描写も多く、彼女が拠り所にしていたバイオリンを汚し尽くした末に
バキッとへし折ってしまう場面などは、見ていて辛いながらも、完全に美月の心が絶望に染まり、
晋二に隷従する他なくなる印象的な演出だと思う。
スカトロ的表現もあるが、きついと思ったのはゲロを舐めさせる、
食事に精液をかけて食べさせる、アナルプラグを抜いてドバッと脱糞、
の3つ位で、スカトロ耐性の低い自分にとっても何とか許容できる範囲内でした。
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声優さんの演技は素晴らしい。
台詞やストーリーの表現とも相まって、美月は芯が強く、健気で優しい感じが出ていたし
晋二の美月に対する歪んだ感情は、プレイヤーとシンクロする物があって、二人とも好きになれた。
特に変声機で野太くなった晋二ボイスのオーバーなリアクションは
妙にユーモラスで、ひたすら陰鬱になりがちな雰囲気を緩ませる
ギャグシーンのような効果が出ていると思う。