改めて思う。いちゃらぶ系の抜きゲにおいて最高の世界観と。
男は街で1人だけ!(大抵の)町の女は処女!頼めばやらせてもらえるぞ!でもオナニーだけは勘弁な
なんかsealはseal-qualiaを新規ブランドとして(多少)シナリオに力を入れたものを発表するようですね。
子作り許可証は男性が激減した世界を多少SFチックに仕上げてるので、qualiaでもこの世界観使った話を考えてほしいものです。
人類絶滅待ったなしの世界観でそこそこしっかりと色んな角度の恋愛観を描いてるのがなんとも好印象。
旧世代の恋愛観を持つ主人公と幼なじみ、兄を男として意識せざるを得ない妹、男を知っていくレズなどなど。
他にも、女性以上に男性への配慮があまりない許可証制度(施行当初は本当に奴隸みたいなものだったんだろうな…)、教育現場と完全女性優位世界を描いてるのも面白い。
…ところで、人工授精で男が産まれないというのは、母体がイクと男が、イカないと女が産まれるっていう俗説(?)から来てるのでしょうか。
世界観以上に高ポイントなのは主人公のキャラでしょうか。
とりあえず知り合いからセックスの相手を選ぼうと考えるものの、時にはかわいいと噂の子のところに足を運ぶのがなんかすごいリアルです。どうせなら優秀な人間の子供残したほうがいいだろって考えに至ったりするのもそれらしい。
フィクションとして一貫性がないのはどうか…と思う方もいると思いますが、私自身はマップ選択式による前後間の脈絡のなさが良いように働いてるように感じました。
続編のぱらだいすについては最初こそ高評価にしたものの、コンプするうちに世界観をぶち壊す要素が見え隠れしていたことからちょっと評価を下げた。
ぱらだいす単体ならばまぁ抜きゲだし…で済む話なので、文句はこちらに書くことにする。被害受けてるのはこのゲームの方だし。