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oldreavesさんのみすずの国(Steam版)の長文感想

ユーザー
oldreaves
ゲーム
みすずの国(Steam版)
ブランド
Studio・Hommage(スタジオ・おま~じゅ)
得点
90
参照数
45

一言コメント

ビジュアルもサウンドも一新され、人物の心情や展開が分かりやすくなった加筆も盛りだくさん。国シリーズへの間口を広げるためのsteam進出の第1作目として申し分ない出来でした。ふつうにプレイすれば2時間で終わるので、少しでも興味があればぜひ!

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想



『みすずの国』の物語そのものへの感想は、

https://note.com/kksk/n/ndce88797c624
【祝リメイク/steam発売】『みすずの国』の好きなところを語る

をお読みください。


また、『みすずの国』をまったくプレイしたことない方は

https://note.com/kksk/n/nadce0add7dd0
人生ベスト級の物語 - 「天狗の国」シリーズをとにかくオススメするnote

をお読みください。






1周目の総プレイ時間:5時間15分


・感想まとめ
よかった! と、思います。心配していたような解釈違いは起こさなかった。もちろんオリジナル版のほうが遥かに好きなのは変わらないが、こっちもこっちで、国シリーズの間口を広げるためのリメイクとして何も文句はないすばらしい出来だと思う。
もはやオリジナル版との差分探しに終始してしまった感があるので、まともな感想はなにもいえないが……

加筆はされども修正は(ほぼ?)なかった。純粋に文字や台詞、シーンが増えた。
オリジナル版にあった誤字脱字が(ほぼ?)そのままだったのが残念。祐太朗なのか祐太郎なのか、確定する日はくるのだろうか……

ハルカによる「ハヤ」への言及や、清志郎による英彦・汐関連の台詞、馬跳びの具体的なメカニズムなど、既存のシリーズファン垂涎の追加情報がかなりたくさんあって、国シリーズ全体を研究するうえでも超重要作だった。
それ以外の加筆は、台詞やシーン間の余白を埋めるような補完であったり、また、キャラの心情や展開をより分かりやすくするための補足が多かった。「私」とは何か、という本作および国シリーズを貫く主題に繋がるような、象徴的な文もわりと追加されていた。はじめに『みすずの国』を作ってから11年間。続編を作りながら、シリーズ全体のメインテーマがより確固たるものになってきたことの反映であろう。


イラスト・ビジュアル面に関して。キャラの立ち絵の全てと、ほとんどのイベントスチルを三つ木雛さんに外注していたが、これらは無論どれも良い出来だった。
全体的にみんな美形になっていた。特にみすずはタヌキ顔には見えないが、そこはご愛嬌だろう。11年前の原作にいまだに囚われている私のような面倒なファンの顔色をうかがっていては、このリメイクの目的が果たせないのだから。
みすずのお母さんまで、皺が目立ち始めたようには見えないほど美人になってて驚いた。
祐太朗もめっちゃイケメンになってて笑ったけど、終盤には慣れて、こっちも祐太朗であると自然に認識できていた。清志郎もたらしに相応しい美男子になってて良かった。
そしてなによりヒマワリ!! 溌剌としたヒマワリらしさは全く損なわれずに、より美しくなっていて最高だった。くわえて、表情の差分が豊かで、喋りながらコロコロと表情を変える様子が、1クリックごとの立ち絵差分の切り替えによって見事に表現されていたことに感動した。本作のもっとも秀逸な点のひとつだと思う。
なお、言い添えておきたいのは、立ち絵の差分が多いのは決して本リメイクからの特徴ではなく、オリジナル版の時点ですでにそうであった、という点である。素人が初めて制作した同人ノベルゲーム(フリーゲーム)とは思えないほど豊富な表情や仕草の差分は、それ以降の国シリーズでも一貫して美点となっている。差分の量が単純に増えたのかどうかは分からないが、リメイクで新たに改善されたのではなく、あくまで原作の良さをそのまま(外注になっても)しっかり引き継げている、という点こそを強調すべきだろう。

みすずには後ろ姿の立ち絵まで用意されていたのも特筆したい。別のプロがおこなった『たねつみの歌』の演出に影響を受けたのか、そこでKazukiさん本人が培ったものかは分からないが……。
そもそも、一人称語りのノベルゲームにおいて、その語り手=主人公の立ち絵が存在すること自体が一般的ではない(エロゲだと男主人公はHシーンでのみ見切れて映るのが普通)。そこに、主人公の立ち絵と豊富な表情・仕草差分を用意するだけでなく、後ろ姿まで作るのは稀少だ。しかし、それが本作ではうまく演出に活かされていた。

具体的には、もっとも盛り上がるシーンといってもよい、最後の神通力学でのみすずの覚醒前のくだりが印象深い。
まず、みすずから目を背けてしゃがんでいるヒマワリの立ち絵を映さずに、みすずの後ろ姿だけでふたりが会話をする。そのあと、みすずの後ろ姿は変わらないままに、一方向の視線の関係-構図が反転して、ヒマワリがみすずの後ろ姿を見つめるようになる。この場面の、キャラがいる空間の奥行きと、ふたりのあいだの視線と感情の関係(とその反転)が、後ろ姿立ち絵を用いることで鮮やかに演出されていた。つまり、
①カメラ→後ろ姿のみすず→目を背けてしゃがむヒマワリ(立ち絵なし)→柵
という位置と視線の関係だったのが、ヒマワリの激昂からのみすずの逆ギレ・覚醒により、
②正面立ち絵のヒマワリ=カメラ→後ろ姿のみすず→柵
に切り替わっていた。
言い換えれば、はじめみすずを後ろから映していたカメラが、今度はヒマワリに擬似的に同一化してみすずを後ろから見つめる=映す位置に移動した、ということだ。
ここでは、立ち絵の有無・立ち絵の正面と背面・カメラの位置・人物間の視線の関係といったさまざまな要素が見事に調和して、ひとつの「場面」を作り上げている。これはノベルゲームにしか出来ない場面の構成と演出だと感じた。オリジナル版からすでに非凡な演出力の一端を垣間見せていたが、11年間で培ったものが、こうしたシーンに色濃く現れていて、感動する。

ちなみに、京都タワーを見上げる画や、ハルカと出会うときのスチル、愛宕のあけぼの通りの画なんかは、外注ではなくKazukiさんが描いているのだと推察するが、これも非常によかった。『ハルカの国』制作で、模索しながら追求している水彩調の画風が、『みすずの国』でも見れたことが嬉しい。
人物のいない風景・背景のCGとしては、実写画像を適当に加工して使っていた。また、全てのCGが新調されたわけではなく、バラの館と自室の内装・神通力学の竿や柵などはオリジナル版から持ち越されており、安心感があった。
すべてのBGMが外注したオリジナル曲であるのはシリーズ初だと思う(『ハルカの国』はテーマ曲のみオリジナル)が、1周した限り、あまり覚えていない。ものすごく違和感があるわけでも、印象深いわけでもなかった。何度もやるうちに、『ハルカの国』主題歌のように、聞くだけで、いや脳内で想像するだけで泣けるようになるのだろうか。

そういえば、設定画面で「次の音声まで再生」機能があったけれど、けっきょくボイス無かったのはなんだったんだ・・・







・プレイ中のメモ(スクショと一緒に読まないとワケわかんないと思います)

ウィンドウサイズが分からんくて5回くらい再起動した
Unity製
タイトル画面でBGM鳴ってる! ピアノアンビエントみたいな曲調
ロード画面のボタンのフォントは以前と同じく素朴でいい
みすずが美少女になり過ぎてない? あの安心感のあるタヌキ顔はどこに……

最初のスチルで吐息の差分演出ある!
設定画面を確認→ え、ボイス付いてるの!?!? 知らんかった・・・マジかよ こわいこわい
全画面ビジュアルノベル形式で表示されていたのが、テキストウィンドウ形式になっている。併用をやめたのか
バックログ画面は『ハルカの国』と同様
おかあさ~ん!!! 美人すぎるって!!!!
あと地味に、「母」という発話者の表示が増えている。原作ではこの時点でまだ誰かがよく分からなかった。
!?
お~~ 原作でもあった青空のティルトアップ→タイトル演出だが、ハルカの国で培ったKazukiさんの水彩タッチでめちゃくちゃ味が増している。Kazukiさんも描いてるのね
「ルーの人形」の少女ふたりが健在でうれしいよ
「市バスで」の誤字?
え~ 原作にない追加テキスト/シーンめっちゃ加筆されてるんだけど!! 行間・余白を埋めるかんじ?
おかあさんほんとふつくしい・・・
突然の実写青空スチル
情景描写も新規追加
原作では「天狗」と呼び捨てにしていたような
「だぜ」?
「妖怪さん」 お母さんすべてに一回はさん付けしてみるのか
これも実写か 風景は実写素材を使っていく感じかな。まさか自分で撮ってないよね?
お~~めっちゃいい! 愛宕に行ったときの道を思い出す。たしかにこんな感じだった。
原作では山々を映していたところ、みすずを映している
戦前の問屋街の跡!? 天狗専売の卸売り?? 天狗の国に関する追加情報まであるんですけど!!!
トンネル前の素材はほぼ同じものか
あーここはけっこう明確に展開が違う。観光客だと間違われない
職員さんの京都弁がかなり強い
愛宕までのトンネル、臭いんだ……初めて知った
いい感じの表現!
「雪子の国」での描写に寄せた櫓だ
愛宕の国にかんしてだいぶ解像度が上がっている
お~ ここは原作よりも風景がかなり分かりやすくなっている
ハルカ先生の登場の仕方にわろた
美しい・・・ 御仁こんなに美形だったのか
このハルカに惚れて『ハルカの国』をやってくれる人が増えたら最高!!
あぁ・・・
えええ!”?!? ユキカゼってこの時まで生きてるの!?!? 『ハルカの国』続編の最大のネタバレを喰らった気がするんですが。。てっきり永訣編で消えてしまうのかと・・・  泣いてる
アイキャッチのタイトル演出が目立たなくなってる


秋本家こんな間取りなんだ。『たねつみの歌』の曜子の実家を思い出す
これ、背景も外注?
あ~めっちゃいい! こういう市井の人々(モブ)の描写にこそKazukiさんの絵柄は映えるよなぁ
天狗献上
「太陰様」 意味深な呼称
ハヤ外郷に出てんのか。外郷ってなんだ。愛宕のお山の外縁部ってこと? 人間の国ではない?
伏線が追加
太陰様の代わりになんて言ってたっけかなー 次郎坊様、かな。僧正坊ではない
柿モグモグ差分あるのさすが細かい。
狼谷って「おいのたに」って読むんだ。しらんかった
越冬編への言及めっちゃするじゃん~
「山の人々」 柳田国男だなあ
https://amzn.asia/d/aVA8OBG  『山人論集成』即注文しました。『山の人生』は積んでいた
さっきも言ってたけど「セミナー」を受けてきたのか。人間あがり用の「天狗の国」セミナー
スズカケを着るときの下着への言及がカットされてる!! 健全版?
全然赤くない門  原作とだいぶ印象変わるな~
お母さんマフラーくれた・・・ ひとりでの「帰り」のことなんて全く考えていない、考えたくないお母さん……
あたしそんな台詞しらない!
別れのシーン、さらに感動的になってるんですけど・・・
この立ち絵だと、ちっとも「まるっとしている」ようには見えない!
背景の加工具合がリーニュ・クレール風?
お~・・・


「普通の国民」ではいられなくなる、という、なかなかに意味深な表現。
「幽霊」!! 原作にもあったっけかな~・・・
「確率」の誤字
ここで作中時が20世紀であると明かす
女子寮が3つあるとか、この辺は原作準拠だったかなー
原作と同じ風景素材が出てくると安心感がある。小女さんはリメイク版でも立ち絵デビューを果たせなかったよ・・・ まぁ狗賓について初めて言及して、被差別性を強調するための(立ち絵なし)演出だと思えば。
自 室 の よ う な 安 心 感
建物の内装は原作ママなのかな。さすがにそこを新素材使っちゃうと違和がすごいだろうからなあ
人間と天狗の複雑な政治的事情 「歴史背景的にも良好な関係とは言い難い」 ほんとだよ
そのオシャレな手袋もどき的なやつ(正式名称わからん)いいね  あと腕が細い!
「無難」な生き方をしたくないんだよね、みすずは。
褒める言い回しがちょっと変わっている
あのー、突然ハヤの名をぶっこむの、やめてもらっていいですか? びっくりしちゃうので
お~ ここのシーンも全画面ではなくメッセージウィンドウでやっている。あっちに慣れてるので違和感がすごい
肩車の画を見せられると、『雪子の国』のあの幻覚シーンを思い出しちゃうな。というか、おそらく意図的に被せている。「お爺ちゃんの肩車」という、少女の幼い頃の共通イメージ。雪子とみすず。
ヒマワリから「御姫様」繫がりで、ってことね。そういうことか。初めて気付いた


リメイクみすずガチで細いな。早春賦のみすずとはえらい違いだ。愛宕生活で食い過ぎたってことにすればいいか
後ろ姿の立ち絵はたねつみを思い出すな~
「そこここに」の誤字?
AIはなんか言ってるけど、まともなソースが一個も見当たらない・・・
そういや初日・翌朝の食事事情も追加要素か
なんか自分で奮い立たせてる・・・ こんなみすず知らない やってても驚かないけど
知ってる階段と知らない後ろ姿
相変わらず首里城……中国風の広場だ。山の中にこんな場所あるってどういうこと? 後ろの山々がのしかかってきそうだ
幻術に関してはやっぱ追加描写するよねー
えっ、紅葉って「くれは」って読むの? ずっともみじ天狗と読んでた
清志郎はきよしろうだよね、よかった
古風な親父ギャグを言う癖はたねつみのほうのみすずを引っ張ってない?
うわっ  祐太朗くそイケメンになってて草wwwww
えっ けっきょく「祐太郎」が正しいの!??? 原作では「祐太朗」表記と混在してて、正式名が未だかつて分からなかったが・・・ えーでも『雪子の国』でも祐太朗じゃなかった? 実はふたりいる? リメイク版は別時空だからってこと? リメイクされても正式表記が分からないキャラって・・・
・・・おい
・・・おぉい!!! これはさすがに狙ってやってるだろ!!! そうですよね??
マジで分からん。会話文中と発話者表記では、漢字をあえて違うようにしているってこと?
やっぱ祐太朗が正しいってことでいいですか? わたしはそうしますね、これまで通り。
表記ゆれも原作準拠なのかなぁ。そこまでは覚えてないや
愛華ちゃんは正統に美人化している
信二くんはあんまり印象かわらん
理佳子ちゃんも。
この台詞でわりと作中年代が絞れるんだよな。連載年が1992年 - 2004年 https://ja.wikipedia.org/wiki/花より男子
……なので1992~2000年の8年間のいつかまで特定できる
こんな台詞あったっけ?
初音は原作から可愛かったけど、清志郎めっちゃいい男になってんな
いい表情
てゆうかこのポーズなに? 片腕をもう一方で掴んでるのか。隻腕に見える
今気付いたんだけど、セーブスロット10個しかないのか。原作よりは2倍になったが・・・

ここまでで既に2時間30分経ってて草  まだヒマワリにも会ってないんですけど……


これも原作からだけど、「頼らざるおえない」は誤字ではなく、あえてのくだけた口語表現? 
やっぱり食べ物に関する描写が増えてるなぁ このあとヒマワリとのやり取りでも重要になってくるんかな
わぁ・・・めちゃくちゃ美少女 それでいてヒマワリらしさをまったく損なっていない。いいリメイク絵柄だ
美麗になったからこそ裸体の顕わさまで目立つ
くしゃっと笑った顔の破壊力やばいな
おぉ~ ここ、ひとつの台詞を3クリックに分けて、3段階で表情差分を用意している。表情がコロコロ変わる気質ってノベルゲームでめちゃくちゃ表現しやすいのか。
立ち絵はわりと原作に近いな。見慣れた腕組みポーズ
マジで表情豊かすぎるだろ すばらしい
口でっっっっか
なんだその高貴そうな袖のやつ(正式名わからん)は  衣装や小物の書き込みが全体的にすごい。
ヒマワリがおおきく口を開けるたびに吞み込まれそうな錯覚を起こす
「私は私を告げただけで、悪いことはしてない。」 かなり大事そうな新規モノローグ
>貴方なんて嫌だと言われたら、私は替えなくちゃいけないだろうか。

この一連のシーン、すばらしいな。1クリックごとに、立ち絵(ヒマワリ)の表情と感情と台詞と、主人公(みすず)の感情と状況とが、軽快に進んでゆく快楽。ふたりの出会いを祝福する凱歌のような前向きさ。多幸感。
これまたすごいポーズ差分
おクワさんそんなこと言ってたのか……
ヒマワリのここに至る心境がだいぶ加筆されて理解しやすくなっている。
着物の寝間着いいな フルカラーで見せて
ヒマワリに引っ張られてか、みすずまでいろんなポーズを
うお~! 飯場を隣の天狗に聞きに行くくだりが追加されている! ひと言ひと言が面白いので、ヒマワリの新規シーンがあるだけで嬉しい。この言い回し最高
この口もいいな
表情というか、目線の移ろいの表現までめっちゃ丁寧ですばらしい 下目遣いがたまらない。食卓の品がありありと見えるリアリティ
清志郎かっけぇ~~~
乙女ゲー?
美男美女
「みたいな扱い」の誤字も直ってないじゃん! これ元テキストそのまんまコピペして校正はろくにしなかったのか……
神通力なんか興味ない、という愛華の文句は新規
授業でモブの若葉天狗たちが4人組作るところでも追加の会話がある。状況と展開を分かりやすく、というコンセプトで全体的に加筆されているようだ。
袖口のところすごいね
誤字は直ってないけど、ルビは新たに振られている。「慇懃」とかルビ無かったと思う
初音さんの流し目いい
うおおお! シリーズ現在もっとも謎に包まれているともいえる英彦についての新規情報マジでありがたい。英彦の解像度あがるぅ~~⤴⤴
初音ほんと良いキャラだな・・・ 好きになっちゃうだろ
百合ゲー?
原作より全然「ほのぼのとした顔で、見てて落ち着く」という初音のみすず評がしっくりこない…… が、リメイク版では全体的に美形だから、相対的にはそうなるのか。
エロおやじ初音さん。初音とみすずが仲良くなってからも見たいよな~~~ 「早春賦」第3話求む……!
竿の素材は原作ママ
毒舌センセーの立ち絵昇格も……ならず! 残念
これも新規台詞だなー  さっきの、ヒマワリに人間だと打ち明ける時のみすずのモノローグもそうだったけど、他人にとっての「私」=自己像というテーマ絡みで加筆されていることが多いのか。
白峰のある四国は瀬戸内海をまたいだ向こう側
汐への間接的な言及たすかる~~~ どんだけやばいんだよそのひと
ひゃ~~ さすがに良いな ここは原作でも相当なインパクトのあるシーンだが
「鞍馬式」とかいろいろ流派が国ごとにあるんだ
ここもいいねぇ!
ヒマワリがみすずを「見る」、視線の描写も入念に補足されている
あと身体能力への言及 天辺を足で掴んでから安定させるまでに、身体のしなりを使ってすごいことをしていたんだな。しらなかった
お~いいねぇ たしかにここでティルトアップ演出入れないほうが勿体ないくらいだもんな
>「こういうのがあるから、若葉の当たり年は嫌なんだ」

当たり外れがある。そりゃそうか
清志郎がだいぶ、身体能力と技術に関して興味がある方向にキャラ付けされてるな
愛宕天狗ゆいいつの成功者はカキズ  ここってもうちょっと描写なかったっけ
馬跳びのやり方の解像度が上がっている
めっちゃ語るやん  ヒマワリって王貞治的な感性の天才タイプかと思ってたけど、わりと理論的に教えるのも上手いようにリメイクされている。あと「視線」という単語は深読みしちゃうなぁ
うわ~~おもろ! 若葉かわし同士でのレベルの高い神通力トークが読者に解禁されている……! このふたりの解像度も上がるなぁ。
清志郎は自称「非力な技巧派」で、じっさい初音よりは馬跳びが上手いんだ。ヒマワリ>>清志郎>初音>>>>>>>みすず
英彦の情報がどんどん増える うれしい おいしい
やば
初めての神通力学の授業が終わったところで今日はいったん寝る。すでに4時間やっている。頭が働かない。

寝間着姿
アフターケア描写が加筆され、ヒマワリの優しさが伝わりやすくなっている
クリック単位をすごい刻むなぁ ひとつの台詞で4回くらい区切って、発話のテンポをコントロールしている
ヒマワリと両親に対してのみすずの内省が増えている
「皆の期待に応えたかった」「喜んで欲しかった」とか、このへんは決戦編の風子を連想する。
>ただ私でいることをなんで。

ここは、テキスト表示形式とイラストが変わった以外は原作準拠
ここの祐太朗の語りもそのまま。名シーンほど動かしがたい。確立されている
脱字もそのまま! 「何倍だったよね」? 「何倍もだったよね」のほうが自然か。「何倍もだよね」でもいい
私も好きです、初音が笑うの
ここでも後ろ姿立ち絵を使うんだ。なるほど…… ノベルゲームの主人公の立ち絵が、別キャラの発話時にまで表示されているのはかなり珍しいのではないか。でも、演出意図はわかる。ヒマワリが向こうの方でしゃがんで背を向けている、という奥行きと後ろめたさ(みすずの目に映りたくない)とみすずの覚悟を表現できている。
「私、みんなのところに帰るね」というみすずの台詞は、ヒマワリがもっとも聞きたくない、傷つくものだろう。姫として生まれた時から「みんな」から疎外され続けてきた人生だから……ああ……
ヒマワリが一晩中寝てないことを知っているということは……定期
「私でいられる場所」……そうなんだよな。それ=《国》を探し求める人々の物語である。国シリーズは。
先ほどまで目を背けて立ち絵すら出なかったところから一転、真っ直ぐに見つめてくる構図
絵はいいんだけど覚醒BGMがちょっと軽い気が
柵先輩も続投
ここナチュラル女性蔑視でいい
うわ~すげえ! ここの後ろ姿まで見れるとは思わなかった。正面の立ち絵はなくて、後ろ姿だけがあるってことだよな。面白!
ヒマワリが映っていなかった先ほどのみすずの後ろ姿とは対照的な構図。
「カメラ→みすず→ヒマワリ(→柵)」だったのが、「カメラ=ヒマワリ→みすず→柵」になっている。
主人公が後ろ姿を見せながら、後ろにいる人物に語りかけるノベルゲームも珍しい。良い

「あんたなんか、ただの運」だけ新規?
「私、今、ここにいるんだ。」の部分だけは、元通り全画面形式で、2行一度に表示されるほうが印象的だよなぁ……
メッセージウィンドウ内に2行表示では駄目だったのか。クリック単位で区切って。
原作にかなり近くてうれしい  瞳に映る青空の輝きがすごい
痛々しさはやや減じたか
まあ・・・ギリ、「ぼけっとしてる」ように見えなくも……ないか。タヌキには見えない
ムッとする表情の細やかさがすばらしいんだよな~ こういうところだよ、このノベルゲームが傑作たるゆえんは。
こんな表情もしてくれるんだ。豊か~
ヒマワリに手を握られたくだりが追加されたぶん、こちらでも加筆している。
お~! 愛華まで聞いたことない台詞言ってる! 原作の会話だけでもこのふたりが似た者同士なことは伝わるけど、より分かりやすく、直接的に明言するように加筆している
みすずだって「この国のことも天狗のことも大っ嫌い」だと認めさせている。この加筆は考えさせられるなあ
この辺のみすずの考察ほんと好き このシーンの愛華とみすずの距離感、雰囲気がたまらなく好きなんだよな~
そのまんまで安心
はいはいここもおんなじ……
じゃない!? 「礫石(れきいし)」になってる!! 単に「石」の裏じゃなかった?
しかも、一文だったのを二文に区切っている! クリック単位も、台詞自体まで分けている。
ここの間もすき
ウィンクし慣れているさすが姫
おお~~!!! 実写加工だったのが手書きになってる!!! すげぇ味のある風景画だ
「私だってたまには言いたいことを口にしたいもの」←最高の台詞
お~綺麗  みすず手のひらどうした? 丘まで登ってくるのにそんな土汚れがつくのか
エンドロールが上に流れていかずに留まって増えていくようになってる
イラストはほとんど外注っぽいけど、最初のハルカの画とか、抽象水彩っぽいのもひょっとしてKazukiさんじゃないのか?
紙飛行機で締め! おわり! お疲れ様でした~~~~

ギャラリーのスチルは差分ごと別々になってるんだ。ティルト演出を使った縦長の画はドラッグで自由に上下できて良い
元画像のサイズの問題からか、上下どころか左右にまでちょっと動かせるスチルが混ざっている