全体的に高水準の隙のないキャラゲー
汐→つぐみ→澄空→叶の順にプレイ
叶は最後に回したほうが良いかなとは思いますが基本的に好きな順で問題ないかと。
個別は各√とも3時間前後くらい。
シーン回想枠は28個で内訳は汐7つぐみ8澄空6叶6その他1
どのキャラも淫乱というかとにかく積極的でしたね。
主人公の少年時代羨ましすぎだろ…
CGは背景含めどれも綺麗だったけど一部に違和感を感じるところがあったのが残念。
表情差分が豊富でどれも可愛かったのは良かったです。
この作品の最大の押しはキャラと声優が完璧にマッチしていることですね。
特に澄空役の杏子御津さんと叶役の桐谷華さん。
澄空のデレの破壊力はやばかったですし、叶はもう一つ一つの台詞の演技が非常に魅力的でした。
体験版終了時は澄空が一番好きでしたが、クリアしたら叶が一番好きになりました。
次はシナリオに関して。
優劣を付けるならば汐＞叶＞澄空＞つぐみの順。
汐√ラストは展開が予想できたけどやっぱり良かった。
内容はオーソドックスなヒロインとの間に生じた問題に上手く立ち向かっていくというもの。
ヒロインとのイチャラブ要素が損なわれていないのも良かったです。
他の方も言及されてますがご都合主義と取れる部分がままあるのでそこを許容出来るかどうかが評価の分かれ目になると思います。
個人的には許容範囲内というか特に気にならなかったですね。
同じALcot作品で言うと「死神の接吻は別離の味」のご都合主義は無理だったんですが、こちらは死生観メインの作品ではないというのが違いだと思ったり。
まあここら辺は完全に個人の価値観によって変わってくると思います。
不満点は最後のエピローグがややあっさりしていたことと妹の一葉が攻略できないことですね。
前者はともかく後者はせっかくフルプライスで出しているんだからなんとかして欲しかった。
簡単に書きましたが体験版での期待通りに仕上がってくれたので個人的には満足の行く作品でした。