同人版を先にプレイしたかったが入手出来なかったため商業版をプレイ。1章終了時点で一つの作品として非常に完成されており、今後の展開を心配するほどだったがまったくの杞憂に終わった。幸せな未来を掴むために行動するあおば、麻智、逢留をはじめとした登場人物の関係は非常に理想的で、人との「絆」をテーマとした作品の中では屈指の名作だと思う。
全5章からなる物語でどの章も完成度が高く夢中になってプレイできました。
個人的には1章、4章が特に好きでした。
各章の内容に関しては他のユーザーさんたちが素晴らしい内容でまとめているので割愛。
シネマティックノベルと銘打っているようにオールシネマモードにしてオートで流せば映画を見るようにゆっくりと楽しめるのではないかと思います。
挿入歌の入るタイミングも完璧でどれも心に残るものばかりでした。
シーン選択が完備されており、いつでも好きな場面に飛べるのも良いですね。
不満点は中盤以降頻繁にキャラの視点・世界が入れ替わるので内容を把握しづらい点ぐらい。
あおば、麻智の互いを思いやる絆、逢留の過去の辛く厳しい真実に直面したことによる成長、そしてラストシーンでの3人が互いに認め合い、協力し合う関係は非常に素晴らしいものでした。
他にもあおばと希、麻智と栄、逢留と祥太郎の関係など全部は書ききれませんがどれも心に響くものでした。
この作品は自分にとって大好きな作品になりました。
同人版も機会があれば是非プレイしてみたいですね。