な、なんじゃこりゃああ!主人公孝介くんのオチンチンがウタマ~ロ状態に!フィストファックなんて目じゃないオチンチンの太さ。これって萌えゲー、だよね?
問題のシーンは秋川先生ルート終盤のエッチシーン。バニー姿でのエッチシーンなのだが主人公のオチンチンが異常に太いのだ。CGに主人公の手とオチンチンが描かれているが明らかにオチンチンの方が太い!こんなにふっといオチンチンを入れられた秋月先生の反応は「ああああああぁっ!ああああぁぁんっ!あっあっあっ!すごい、気持ちいい!」だって(笑)
とはいえウタマ~ロ状態なのは、このシーンのみ。他のシーンでのオチンチンの大きさはここまで変じゃないので安心してね!ちなみにメインヒロイン由希乃との初エッチシーンでは約10分の1サイズのオチンチンだから、とてつもなく伸縮自在なオチンチンである。というかおかしいでしょ、バランス悪すぎ!
本作品はよくある学園モノ萌えゲーと言いたいのですが、その前に『アンバランス』という言葉をいれたい。その理由は以下てきとーに
1)ウタマ~ロなオチンチン
2)全回想シーン26の内、半分の13がBBA女教師
3)エキストラシナリオは4つで攻略できるヒロインは5人(BBA女教師だけなし)
4)主人公の目がCGによって、あったりなかったり
5)なんと主人公とヒロインの身長も伸縮自在!
6)全CG数92に対してSD絵わずか6枚
7)ヒロイン5人に対してシナリオライター6人!?
8)ヒロイン5人とごっこ遊びをするけど、その内訳は恋人ごっこ、恋人ごっこ、兄妹ごっこ、師匠と弟子ごっこ、新婚ごっこ、って一個かぶっているし~
1)は説明済みなので、2)まさかの学園モノ萌えゲーで女教師大活躍!逆にBBA嫌いな人は超ガッカリ。いくらエロ担当でも半分は多すぎる、バランスわりぃっすよ!でもゆりかごから墓場までが守備範囲な私には隙はなかった、ふぅ……。
その反動で3)エキストラシナリオはBBA女教師だけありません。でも当然だよね、エキストラシナリオと言えば聞こえがいいけど本編にエロシーンがうまく増やせないから後日談で誤魔化しているだけだもの。七緒や五十鈴なんて本編で1回、エキストラで2回ってエッチシーン水増し感がひどいなあ。シナリオ重視のゲームならエロ挿入しにくいのでアフターで増やすというのはまだ理解できるのだけど……。本作品のシ、シナリオ!?えっと次行きましょ、次!
4)これは見たまんまでCGによって主人公の目があったりなかったりします、不思議~(笑)5)も同じく見た目の問題で主人公と抱き合っているCGと他のイベントCGを比較すると主人公またはヒロインの身長が変です。抱き合っているCGを見ると違和感が(笑)
6)鳥取砂丘さんのSD絵がわずか6枚しかない。もったいないなあ、もっと上手に活用すればいいのに。そしてヒロインの中で五十鈴だけSD絵がないバランスの悪さ。いっそのことHCG以外全部SD絵にしてみたらどうかな?……なんてね。
7)ヒロイン5人でシナリオライター6人というのがよく分からない。まさかの共通ルート1人+個別5人?それとも1人途中でギブアップしたから6人?シナリオについては後でちょっとだけ話をしちゃうよ~8)恋人ごっこだけかぶってる謎。ネタ不足かな?というか静をヒロインにしてご主人様とメイドさんごっこにすれば良かったのにね。
ここまでアンバランスな理由をてきとーに書いてきましたが、アンバランスなことが駄目だとは思いません。えっ、言ってることが矛盾してるって?いやいや駄目なのは上記のように結果的にアンバランスになってしまうことで、意図的にアンバランスにすることは個性的でいいと思うのだけど。
本作品のあらすじは名家の息子として生まれた主人公孝介。劇甘な両親に何不自由なく育てられ、やれば何でもこなせる能力を持ちながら特に何をすることもなく平凡な学園生活を送っていた。突如として現れた祖父に女性に対する甲斐性を身に付けるまで(男気を見せるまで)勘当されてしまう。屋敷から追い出された主人公は途方に暮れるが、両親の取り計らいによりボロい一軒家でメイド(祖父のスパイ)と共に暮らすことになる。何故か恋人を作れば勘当が解けるんじゃないかという話になるが、主人公は恋愛経験ないから無理と言う。しかしそんな中、話を聞いていた一人の女の子(学園のアイドル)が嘘の恋人でもいいなら私が恋人になりましょうか?と立候補するところから物語は始まる……。
あらすじを読んだだけでも怪しいオーラが漂ってます(笑)発想で良かったと思うのがごっこ遊びなのですが、ごっこと本気の壁を明確に出来なかったのが残念。その壁を乗り越える所にドラマ性があるのにねえ。シナリオ構成はヒロイン脱落型なんだけど共通ルートがアンバランスで汐音や五十鈴の出番は少なく唐突な感じがしましたよ。本作品の場合ストーリーを生かすにはヒロイン脱落型や等価選択肢型ではなく、アンバランスな構成の方が良かった。具体的にメインヒロイン由希乃は他ヒロインルートでも終盤まで主人公と恋人ごっこしている状態なので、思い切って由希乃ルートはなし。他ヒロインルート終盤の選択肢により、主人公が由希乃か他ヒロインのどちらに告白するかを選択出来るようにする。(告白が成功するかは好感度次第?)ただし他ヒロインルートでも由希乃の魅力をアピールすることを忘れずに。由希乃に関しては他ヒロインルート=由希乃ルートとなるので、ひとりだけ4回も個別ルートがあるアンバランスな構成になりメインヒロインの面目躍如、というのは駄目かな?
ラーメン業界は今や重層系(ダブルスープ)は当たり前で多様性が求められているようです。本作品のようなテンプレな萌えゲーは悲しいかな時代遅れ、萌え+α(例えば伝奇や魔法、SFなど)を加えた重層構造にしながらもさらに一工夫必要なのがフルプライス作品の現状なのでしょうか?(萌えは抜きやシナリオなどにも代替可能)
最後のラーメン~のくだりが唐突でバランス悪いなあ。なお、本日のテーマはアンバランちゅ……。