この作品のジャンルはユニット編成型カードバトルSRPGですが、ユニット編成した記憶が……ないですね!個人的には単にカードバトルRPGと表現したい。正しくシミュレーション要素が追加されていれば、もっと面白くなったと考えます。以下シミュレーション要素に関する妄想などを。
今作品はRPG寄りのシステムにしたのが良くなかったと思います。
ズバリ最大の失敗はリーダーを秀哉に固定したことでしょうか。
全員を主人公秀哉率いる一つのパーティーにまとめたので、各キャラクターの個性を殺してしまった。
(あくまでバトル面での話です)
10人以上のキャラを生かしたい場合、シミュレーション寄りのシステムにした方が良いと考えます。
(ラ〇スクエストも……、いや何でもないです。)
という訳でシミュレーション要素を追加(改善)したら、と妄想してみました!!!
1)秀哉、海斗、アカリ、鳴海、まどか、美來などのキャラクターを各リーダーにします。
2)各キャラひとりひとりを1ユニットとして、個別にデッキを作成します。
3)新たに移動能力を追加して、移動に制限をつけます。よくあるターン制も採用する。
4)マップも改造し1マップクリア型に変更します。(よくあるスクエア状のマス、理想は高さを含めた3Dですが)
5)キャラ毎にデッキに編成出来る種族などに違いがあります。またキャラのスキルによって更なる特徴が加わります。
6)敵味方ともに属性をつけます。(相手による得意・不得意、特攻など)
7)カードバトルの特徴として戦闘後にLPは全回復する。敵を倒せなかった場合も同様で、同一ターンでも戦闘直後にLPは全回復する。
8)カードには1マップに使用できる回数制限を設けます。(成長によって増加可能)
9)キャラ一人のデッキ上限枚数は少なくする。「合体システム」採用の為!!
10)同一ターンに2ユニットが同じ敵を攻撃可能な場合、「合体システム」が発動!2人分のカードをひとつのデッキにまとめて攻撃出来るのだ~。このときのデッキ上限枚数は通常の2倍になります。LPは2ユニット合算。ただし合体すると次の1ターンは移動できません。(主に中ボス・大ボス攻略時に活躍?)さらに進化した合体システムも存在するらしい
好きなあの子と合体するもよし(好感度UP!)海斗やギレゼルと合体するもよし(好感度UP!?)
ヒロイン同士を合体させて百合展開もOK!
いいよね~「合体システム」、マジで作ってくれないかな~。
と妄想が暴走したところでこの話は終了~(このままだと収拾がつかないので)
さて特別戦闘や人間√5章沙夜音視点に関する不評が多いですが、これはシナリオ上の都合にシステムがうまく合致しなかった為だと思われます。決められたデッキでかつアイテム使用不可、今まで入手したことがないカードを使用させられたり、せっかく錬成したアイテムが使用できない戦闘には不満がでるでしょうね。闘技場での編成条件に制限をつけたように、特別戦闘では編成条件をつけたデッキで戦闘すれば良かったのでは。
また沙夜音視点に関しては、仲間になった後にある条件を満たした場合、外伝ストーリーみたいなものでやれば良かったのではと考えます。もちろんプレイヤーが入手している沙夜音カードをメインとして編成条件制限ありで楽しむのはどうでしょうか?
いろんなキャラの外伝ストーリーを加えれば、物語に厚みが増すメリットもあると思います。
シナリオの細かい内容に関しては、あえて触れません。ただ個人的には悪魔√凌辱ありというのが普通すぎて面白くない。むしろ天使√凌辱ありの方が好みかも。もし自分がシナリオを書いたら、天使も悪魔もピュアで人間が一番黒いという展開になって、まさかの人間√凌辱になりそう……そしてユーザーから袋叩きに(笑)
周回に関して、創刻のアテリアルは人間√、天使√、悪魔√があるため、周回プレイを前提に製作されたと思っていますが、周回プレイに対しての配慮が少ないのが不満です。
基本敵が強くならないので、錬成した高コストカードやアイテムの活躍の場はなく、作業プレイが促進されるだけの結果に。
EXシナリオをプレイするためには、最短で3週しなければいけないし、EX危険種が追加されるのがさらに次週だし、予約特典のアペンド1がなければ周回はかなり退屈だと思います。せめて難易度選択できれば良かったですね~(敵の強さ、AIなど)
エウシュリーのカードバトルの第二弾に期待したいですね。