初期設定のまま(既読のみスキップ)、およそ9時間でフルコンプ。この手のジャンルははじめてでしたが最後までプレイできました。抜きゲ初心者向け?
主に前半、雛子が目を閉じているCG数点で若干造形が不自然に感じる部分があった点が残念。
穂花によって真相が明るみになった後、彼女、そしておそらく鈴とその周辺に
どのような情報操作がなされたのかが曖昧なままでしたが、きっと知らないほうが幸せなのでしょうね。
信頼していた主人公に裏切られ、おびえながらも従順で実は芯が強い雛子、
強気の塊で容赦なく罵声を浴びせますが終盤はとことん堕ちていく鈴…と対照的なふたりで
それぞれシチュエーションも多彩、本筋から逸脱しすぎた過剰グロ描写もなく(この点については物足りなく感じる方もいらっしゃるかも)
本体価格を考えれば及第点といったところでしょうか。
ひとつ不満があるとすれば「少女」ではなかったのでダメだったのかもしれませんが
ユーリさんが「モノ」としてではなく、ひとりの女性として報われるエピソードもほしかったです。